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鹿児島県B級グルメの旅

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今年のB級グルメ取材の締めくくりとして年末バタバタしてましたけれども、以前から再訪したいなあと思っていた鹿児島までまいりました。 鹿児島と言えば黒豚を始めとして有数のグルメ県と認識してましたので早速バスで空港からホテルに着くとリックをフロントに預けて天文館に行ってみました。 やはり黒豚のチャーシュウ入りのの鹿児島ラーメンはライバル店がひしめき合い事前に調べてましたお店に迷わず入ってきました。 黒豚チャーシュー麺迷わず注文しましたが。待つこと5,6分、出てきました。ぱっとみるとコテコテラーメンですがちょっこスープを味わってみると。何とも爽やかな味、麺そのものはちょっと硬めの噛みごたえのある感じ、もちろんスープまで全て飲み尽くしてしまい会計の際には作ってくれてるおばちゃんにウインクしてお礼をするとえらい喜んでくれました。 豚トロ本店、950円 その次は結構関西では有名なしろくまアイスの本店が近くにあるそうなのでグーグル・マップで検索してみます。しろくまの本店はここ鹿児島市の天文館にあって探し当てたのですがもちろんかき氷ですのでちょっと寒いので残念ながら店頭の撮影のみで失礼しました。ごめんなさい。 しろくま本店 更にホテルのチェックインまでちょっと時間あったので鹿児島では神様にまで崇められている島津斉彬をお祀りする照国神社に詣ることにいたしました。 鹿児島県と言えば歴史的な偉人を多く輩出し、西郷隆盛を始め大久保利通道や東郷平八郎など当時欧米の脅威から本気で日本のことを憂い、日本を守ってくれた方々を多く輩出しています。そしてその照国神社の向かいにあるのが城山でここが西郷さんが最後に切腹を行った場所となってます。 更にその近くには天祥院篤姫の銅像がある記念館や西郷さんの生家跡等歴史的な面影を残すスポットが多く点在しています。 城山公演から望む桜島 いろいろと考えてみると大東亜戦争時の特攻基地が地政学的な事情から多く鹿児島県に集中していた事や幕末の動乱の中、この国を列強の脅威から必死で守ってくれた薩摩の人たちに多く感謝しないといけないと思います。 そういう思いもあってレンタカーを借りて鹿屋の旧海軍基地跡の祈念館の帰り、結構遠かったけれどどうせなら知覧にある旧陸軍の祈念館と万

金沢カレーやってみました(B級)

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金沢カレーが急に食べたくなってどうしようかな、ちょっと車飛ばして北陸までいってみようかと思いましたが、何だかスタッドレスも持ってないしちょっと不安になってしまいましたので、有るもので工夫してみようと考えているときにふと思いついたのがアパホテルの特典(ネット予約で来年2月までの宿泊)でもらった「アパ社長カレー」(レトルト)が色合いといい味付けといいいい感じかなと。。うーん使えるかな。 で、豚肉をあいにく切らしていましたので鶏肉のもも肉があったね、それにお好み焼きのあまりのキャベツも、よしよし。だったら、寒いので一歩も外に出ずにあっと言う間に金沢カレー、おお魅力的ですね。 さっそく、B級厨房に駆け込み調理スタート、いつものように手順を説明しておきます。 金沢カレーの黒味は「カラメル」らしいのですが、今回は「アパ社長カレー」が何となくカラメル風で苦味もいい感じなので使用する事で手抜きを図っています。 キャベツ少々を 千切り に。普段皮むきに利用している 千切り 用ピーラーで豪快に 千切り 。いつも通り指を負傷。そして冷水に浸けておきます。 キャベツは食べる30分前位に水から引き上げ水気を切りますが盛り付ける直前にサラダスピナーで水気を切るといいです。 金沢カレーといえば、大きなカツが魅力。鳥胸肉を広げ皮を取り除き包丁でバンバンたたき肉厚を平準化します。 叩き伸ばしてノックアウトした鳥胸肉に小麦粉の衣をつけ、卵黄を通してパン粉をまんべんなくまぶしてゆきます。180度程度の油で片面5分程度揚げトラ猫の胴体と同じような色になったら出来上がり。B級厨房はIH標準装備なので油温管理が楽ちんです。 最後にご飯を盛り付け温めた「アパ社長カレー」をご飯が見えないように掛け、さらにキャベツとチキンカツを乗っけます。 お好みでカツにとんかつソースと練りカラシを掛けて出来上がりです。 あの結構ドギツイ味の「アパ社長カレー」も大量のキャベツで中和されなかなかいい感じです。大きなカツもカレーが掛かればこれまたいい感じではっきりと美味しいです。ヤッホーいいゾ~これ。 「アパ社長カレー」はまだ二パック残ってるしね。でもこれは結構濃厚な味なのでとんかつよりも却ってチキンカツのほうがあっさりバランスがいいように思いました。調理時間20分程度。

カラスミパスタ(B級)

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先週台南で買ってきたカラスミを使ってお昼はパスタを茹でてみましたのでさっそくレシピを書いておきます。 鍋に湯をわかし塩をひとつかみ入れてスパゲティを茹でる。茹であがりの直前にキャベツの葉を入れて一緒に茹でます。 カラスミ片腹をを2/3はすりおろし、のこり1/3は一センチ角に切ります。 フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れてから 弱火 にかけて香りを出し細かく切ったカラスミを加え炒めます。 ゆで汁おたま1杯を注ぎ、塩こうじを隠して入れて味を調整します。 茹で上がったパスタとキャベツを4によくからめてお皿に盛り付けます。 すりおろしたからすみをかけて完成です。 カラスミとキャベツのパスタ 本当はワインが合いますが、午後から車を使用しますからコーヒーになりました。ポイントとしては、カラスミをすべてすり下ろさずに一センチ角をニンニクと一緒に炒めると香ばしくて存在感がさらに増します。 味が足らない分は、塩麹で調整してみて下さい。

台北B級グルメの旅

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台北市につくといつものようにぶらぶらと龍山寺のほうに出かけます。最大のパワースポットと呼ばれる龍山寺をお参りするのはもちろんですが周辺には華西街と言う結構奇抜な夜市が立っています。しかも単に屋台だけじゃなくってちゃんとしたお店もあって結構なディープな街ですがそれなりのローカルな料理を食べることができますし、昔懐かしいヘビ咬ましや伝統的な台湾料理である卤味(ルーウェイ)や鲁肉饭や豚足それに鸭血これは鴨の血を固めたものですが、僕はこの3種類を定食メニューとしてこの界隈に来ると注文することが多いです。 さて注文してから待つことしばし、おばちゃんが忙しそうに持ってきてくれましたスープの中にコチジャンのような薬味を溶かし深い風味を楽しみます。さらにあっさりとした鲁肉饭ですが八角の味が効いていて日本人には好き嫌いがあるでしょうが僕はとても好きです、お茶碗が小さいのでその気になれば三杯くらい食べれそうです。 さらにこの店の名物のピーナッツ入りの豚足料理ですが長時間煮込んだ豚足は骨からドロドロとしたコラーゲンたっぷりの肉が簡単に離れ食べやすくなっています。どれもこれもディープな味で何だかほんわか懐かしさを感じるような気さえします。もともと日帝時代があって、そのため懐かしい感じがするのでしょうか。 今回は現地の友人3人と待ち合わせをして、12月となって台北市内もようやく涼しくなってきたので、火鍋を食べに行くことにしました。台北の駅前は学生街とも言えるような雰囲気で若い人が多く、こういったお店でも食べ放&題飲み放題で一人当たり500円程度と信じられないような価格です。 紅白に別れた例の独特の鍋でコクのあるスープを楽しみながら、やれ牛肉だやれ豚足、羊肉だとさらに海鮮、野菜いやあ、食った食ったビールも4本ぐらい注文して最後はティラミスやハーゲンダッツだととても行き届いた店でした。 これで果たして利益が取れるんだろうかとこちらが心配になってくる位です。日曜日だったので予約を取りましたが結構な広さのお店だったのでまだまだ余裕がありそうな感じがしました。僕たちは2時間位久々の再会に大いに食べ、飲み、そして語り、それこそ大満足して冬空の中帰っていきました。 肉質もそう悪くはなく臭豆腐や鴨血もやはりあってなんというか台湾料理と中華料理のいいとこ取りといったような感じでし

台南B級グルメの旅

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台湾の古都にふさわしい台南には何度もお邪魔してまあいろいろと行きたいところに行って食べたいもの食べてきましたけれども今回はちょっとFB友達の台湾の女性と結構ディープなところで充実の台湾ラーメンを食べてきましたのでご報告しようと思います。 台湾ラーメンと言えば名古屋地区によくありますがあんなのは台湾で見たことがありませんし、ちょうど関東などの縁日の屋台などで「大阪焼き」と言うのがよくありますかあんなもの大阪には60年以上住んでますが見たことがありません。それと同じ類ですね。 さてB級グルメとしての台南の中心地は保安路とか国華街とかが中心となりますが、今回はその最も中心地にある水仙宮市場に行きました。着いたのはちょうどお昼の1時過ぎでしたがまだ昼間の混雑も収まらずもらった番号札は76番、現在まだ50番台しか呼ばれてませんががんばって20分ぐらい待ち、もちろん友達の女性とたわいもない話をしながらやっと僕たちの番が回ってきました。 出たあ!これがこのお店の定番中の定番の海産麺ですね。まずスープはあたかもとんこつのちょっと薄味ってところですかね、入っている具材の主なものはイカ、タコ、魚のすり身のお団子、それに豚肉と豚レバーさらにもやしと煮卵とその他野菜たっぷりその上に鶏そぼろのトッピング。 これは一体何ラーメンと言うんでしょうかね。値段は55元とのことで日本円では180円位ですか、しかも僕はこれをぶっこみで食べましたが彼女は乾麺と言ってつけ麺タイプで食べることもできます。ちょっとおしゃれです。更に小皿にコチジャンのようなものを垂らして豚のレバーとかイカとかタコとかつけながら食べてみました。麺は特に変わったところもなくごく普通の中華麺と同じような感じで、でも食べやすい感じにホットしました。もちろん最後のスープの一滴まで全部飲み干してしまった事は言うまでもありません。 もちろんここまでチャンポンになったラーメンなど日本では見たことがありませんし充実の一杯と言えるでしょう。ただし店内は日本の感覚から言うときれいとは言えずピーク時には数十分待つことが必要であること。また水仙宮市場は本当の地元のための市場のため、観光の日本人には出会った事はあまりありません。 海産面、55元 台南の朝は冬でも早く、概ね5時から朝食を提供する店が開きだします。大体7時前にならな

沖縄B級グルメの旅

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沖縄B級グルメと言えば、先ずはジャーキーハウス(ステーキハウスとは言わない)がエントリアイテムでしょう。 僕はいつも那覇空港に着いてモノレール、ではなくってゆいレールと言いますが、に乗って先ずは旭橋にあるお店に直行します。途中のコンビニでオリオンサザンスターを買って直立不動で一気飲みして気合を入れますが。 でも今回はあいにく夕方の到着のためお店は長蛇の列、やむなく第二候補の向かいましたがこれまた大正解でした。 いちぎん食堂サーロイン250g 、1280円 すみませーん、おろしにんにくありますかあ、と尋ねるとはい、じゃあ持ってきましょうね。と優しい沖縄の言葉。いいですね僕のような明らかにイチゲン客にも丁寧に対応してくれてます。写真には写ってませんが、これより先に卵スープとキャベツの冷製サラダが付いています。お肉は多分オージーでしょうが柔らかくてとてもうまく焼けているために旨味も好く閉じ込められていましたし脂部分しつこくなく固くもなくもいい感じでした。これでこの価格で出せるとはとても信じられません。 もちろん土地柄か米兵さんを意識して、A1ソースなんかも用意してくれていますがこれはちょっとかび臭くて僕は苦手、やはりおろしにんにくと醤油がうまい肉にはいちばんあうと思っています。 さて那覇市のちょっとディープなお店で、豚の内道を炊き込んだスープを頼んでみました、もちろん地元ではごちそうです。その名もずばり中身汁といいます。 中身汁、680円 これには、ポーク玉子か刺し身がのチョイスが出来ますが僕は迷うことなくこれぞ沖縄の付け合せと言ってもいい、ポーク玉子(これはおにぎりの具にもなってます。)を頼みました。手前のお玉に隠れているのはおろし生姜でスープの匂い消しになっています。 うーん、これまた沖縄らしい優しい味ですね。昨夜しこたま泡盛を楽しみましたがやはり早朝になるとお腹が減って目が醒めましたので6時から大浴場が開くのを思い出してのんびりひと風呂浴びてからお店に行ってみました。豚の料理は沖縄では非常に多彩で、ソーキそばなどに用いられる骨付きのバラ肉などは絶妙ですし、三枚肉と呼ばれる部位も舌がとろけるほどです。さらに豚の耳を煮込み酒のあてになるミミガーや、いわゆる豚足(台湾では猪脚zhujiao)のテビチ(これおでんの中にも入ってます)、中

イエメンは何とかせなあかん

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イエメンでは既に700万人が飢餓の恐れに直面していて、連合軍はサウジアラビアの首都リヤドの国際空港付近にイエメンの反政府武装組織「フーシ派(Huthi)」によるとみられる弾道ミサイル攻撃があったことを受け、イエメンの国境を封鎖。支援物資が国内に届かない状況となっています。 これに先立ちマーク・ローコック国連事務次長(人道問題担当)は、連合軍が国境封鎖を解除しなければ「世界最大規模の飢饉」が起こり数百万人が犠牲になると警告しています。 以前にも書きましたがもちろんいちばん弱い立場の子供や女性それにお年寄りが最大の被害者になる事は誰が考えても明らかです。そして例外なく中東情勢は宗教と政治が内戦を後押し、諸外国がイエメンに介入し、代理戦争の様相を呈しているのは、シリアに限ったことではありません。 イスラム教シーア派であるイランと、スンニ派のサウジアラビア諸国がさらなる混沌を招き寄せているのは明らかです。前大統領サーレハと暫定統領ハーディの対立の裏では、各国がイエメンを奪い合っている構図もあります。いったいこの先どこまでゆくのでしょうか?おそらく僕の見方を言わせてもらえば、残念ながらもうどうにもならないかも知れません。人類の英知や知見をもってしても、宗教間の対立に絡む人と人の憎しみ合いに起因する争いごとは僕達日本人には経験した事がありません。 もちろん日本政府も国連を通して何らかの行動はできるかも知れませんが、残念ながらその影響力は微々たるものであって先程述べたように解決策を求めるには僕達には程遠いものでしょう。 しかし何も出来ないし何の貢献や解決策を示すことは出来ないかも知れませんが、それでもイエメンは何とかしなければならないと思います。

我那覇真子さんめちゃくちゃ怒ってる

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「(沖縄)タイムスがこんなおかしな新聞社ということをまた露呈しちゃったんですよ、自分で。」 普段ニコニコして温和でかわいい我那覇さんがめちゃめちゃ怒りました。すごい迫力にタイムスのエース記者も這々の体で帰って行った際我那覇さんが投げつけた最後の決め台詞。僕は以前のブログに頭のおかしい沖縄主要二紙という内容で書きましたが、今回のやり取りを含め沖縄県名護市に住む我那覇さんというまっとうな女性も同じ気持ちであったようです。 どういった経緯でこうなったのか、または百田尚樹という作家がどのような公演を名護市で行ったかという細かい詳細はここでは触れませんが、ただ我那覇さんが手配した名護市の体育館、400人が限度のところ600人以上の現地の方が台風の中集まって沖縄の抱える現状についての公演が行われたことだけは記しておきます。 「〜と言わざるを得ない」「〜と思われても仕方がない」という言い回しをよく耳にします。この記者が絶えず用いるフレーズです。しかしこれらのフレーズは他にもよく聞きます。はっきり言って 確たる証拠が無いのに相手を貶める際や、見たり聞いている人の印象をある一定の方向に誘導する際にメディアや劣化野党議員が決め言葉としてしばしば用います。 僕はこの言い回しが出た際には反射的に拒否反応が出ます。そういえば、お友達だから優遇したと思われても仕方がない、と主張するなら少なくともその事案で相手の不正を立証したいのであれば挙証責任は主張する方にあるはずです。それすら出来ないからこんないわば卑怯な言い回しになります。こんなのは子供の喧嘩でもはっきりしている事ですね。 関西弁や関東弁のプロ市民に正しい名護の言葉で抗議する我那覇さん 更に〜だと言わず、〜と言わざるを得ないは、持って回って何の証拠も挙げれないが主張者の印象を述べているにすぎません。 もりそば、かけそばやロシア疑惑もすべてその類といっても過言ではありません。日米のメディアや劣化野党はすべてその手口で相手にいわゆる「悪魔の証明」を求めます。 卑劣な手段で県民を分断するプロ市民や反日帰化人かってない良好な日米関係を壊そうとするメディアや劣化野党議員たち。一体そんな事で誰が得をするのでしょうか。我那覇さんがめちゃくちゃ怒るのも当然ですね。 (法学士・法哲学ゼミ)

これは参った、滑走路で2時間缶詰め

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昨日の成田空港は台風の影響で発着便が交錯し、管制が大混乱になっていました。19時発関空行きは何とか19時過ぎには機内への登場案内があったものの、ドアが閉まって全員着席になってからも一向に飛び立つ気配はなく、数10分して後に機長のアナウンスがあって離陸許可が遅れており、あと50分はかかりそうだとの事。 うーー、しまった搭乗前にラウンジで缶酎ハイロング飲んじゃった。しかも窓側のA席でお隣のBもそのまたお隣のCも人がいるうう。たぶん離陸まで1時間強、フライトも1時間強、これはきっとおしっこに行きたくなるなああ。まずいなあ。しかも何のためだかよくわかたないけれど、滑走路で待機中もシートベルト着用の指示があって化粧室の使用は禁止。 LCCのA席は足元にも上半身にもほとんど余裕がなく、以前閉所恐怖症に似た感じになって冷や汗が出てきたことを思い出しました。その時の対処法は、さてと、、えっと ①先ず足元に余裕を作ること。幸いリュックひとつなので上の収納スペースに、そして②次に缶詰め状態にあって、動きが制限されている事を忘れること。さらに③頭上の空気孔からの冷気で機内のよどんだ空気をあまり吸わないこと。 幸いモバイルバッテリーを持っていたので、それを接続してタブレットでYouTubeが見れる。ブルートゥースイヤホンも圧迫感がなくてそこそこ快適。 そうこうしているうちにやっと機体は動き出し、滑走路の端まで来たら当機の離陸順位は7番目で、あと20分位かかるとのアナウンス、ひやー参った。そろそろおしっこもしたくなって来そうだし、強風のためおそらく上空に行っても当分シートベルト着用のサインは消えないだそう。 変なことをいっぱい忘れるために、今度はタブレットを機内モードにしてKindleを読み始める。藤井聡の「プリマリーバランス亡国論」うん、これは面白い。僕が常々疑問に思ってる事を詳しく解説してくれています。日本の経済学者はなぜダメなのか、それは大学の経済学部が文系に分類されていて、結構高度な数学理論など僕も含めて理解できないからだと思いました。 いろいろあって2時間程度の遅れをもってやっと機体は関空に向けて飛びたちました。あら不思議上空に上がると何故か閉塞感も無くなり、おしっこも全然大丈夫になっていましたしその上眠くなってきました。先の三つのおまじまいが効

石垣島B級グルメ探訪②

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いつものお昼ごはんを楽しもうと行ってみると残念にも休業、多分オフシーズン化している現状から致し方ないなあ、と思いちょっと珍しい居酒屋さん兼お蕎麦屋さんに行ってみることにしたのですが、なんとこのお店が大正解。 ふんわりプリプリの牛肉が山盛りしかも炊き込んだスープが絶品な「牛そば」を頂いて来ました。お蕎麦はちょっと中華麺風の八重山蕎麦におそらくプリプリ牛肉は200グラム近く乗っかってるかと思われ台北あたりで定番の牛肉麺のざっと2,3倍の牛肉の量です。しかも和牛だそうでその柔らかさと味の奥ゆかしさはならではです。スープもちょっと薬膳の香りのする牛肉麺とは異なりとても優しいコクの有るものでした。 何だかステーキハウスに行く必要がなくなったような気がしました。これはやや危険な禁断症状が発生しこれを食べないと夜中に目が覚めて暴れまわるのではないかと思われますので要注意です。 次男坊、牛そば800円 さてゆっくりとお昼をして、市場でバラマキおみやげを物色したりお連れ様を空港に送っていったり観光地巡りをしているうちにやっぱり夕食の有名店での予約のことが気になりだします。 つまりここ石垣の有名店では飛び込みはシーズンオフだとしてもほぼ不可能です。僕も一応は前日に開店と同時の5時からしかも1時間限定で何とか予約を取り付けましたが、人数が増えるのでどう言おうかと3時頃電話を入れました。結果はあっさりオッケイとのことでした。 ひとし、刺身盛り1500円 ここのお店は自身で船を持っているらしくて、漁でとれた新鮮なサカナを使用しているため特に中トロ、大トロが絶品でしかも二人前で食べきれないほどの量があって実に良心的な価格です、人気の秘密がわかります。 とりあえず今回は車のため、ビールは控えマグロづくしとお刺身盛り二人前を頼んでみました。 スタッフのシャツの背中に「鮪命」とプリントされてるとおりこんなに新鮮でうまいトロはちょっといくらお金を出しても都会では食べれない程の充実度を感じます。 客層も観光のカップルだけでなくおそらく地元の家族連れな方も結構いらしているような感じです。あと鳥手羽唐揚げやゴーヤ料理などもとても優しい味がして特にゴーヤチャンプルーはゴーヤの刻み方とちょっと独特な匂いのするスパムを使わない厚切りのハム、それに鰹出汁に安易に

石垣島B級グルメ探訪①

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自宅では夜など窓を閉めておかないと風邪をひきそうになりますが、ここ石垣島ではまだ夏真っ盛りというような感じです。遅い午後のビーチは人もそう多くはなくビールを飲んだりキンドルでゆっくり読書するのにはいつまで時間があっても足りません。 余談ですが、キンドルペーパーホワイトは直射日光下でより快適に読めますのでいろんなジャンルの本が入ってはいますが結局は単行本などではその日のうちにそればっか読んで一冊終わってしまうこともままありますね。 なるべく早く島に着いて、お昼はどうしてもここの食堂に行かないと始まりませんのでホテルで荷物を預け自転車をお借りしてさっそく行ってみました。 いつもののりば食堂 相変わらず人当たりのいいおばさんは元気にいらしてました。いつもはそば定食を頼みますが、結構早く着いたので珍しくいかにも手作りなメニューをゆっくりと眺め、八重山そばでのカレーそばを頼んでみました。 カツカレーそば、900円 きっと汗かいてフーフー言いながら食べるのを予期してかバンダナ風の汗拭きがついてるところがこのお店の行き届くところのひとつです。とても清潔な匂いがしていました。 どうして沖縄地方のとんかつはこんなに美味いんだろう、と思うほどのいい色したのがドカンとのっかっておろし生姜とネギがつつましげに添えてありました。カレーの味も辛すぎることも甘すぎることもなく中道をいってます。どっからどもかかってこんかい!と言わんばかりに堂々としかし優しささえも感じさせる一品です。普段は料理を堪能させてもらう際にはそれに集中するのですが、やはり熱々なので横のテーブルの上にあった「沖縄タイムズ」をチェックしながら超ゆっくりとあじわっているとやっぱり目に止まりました、とんでも社説。 今回はこの件には触れませんが、本来新聞は言うまでもなく放送法の適応は受けませんので論説員などは人の名誉毀損や営業妨害などがなければ何を書いてもいいのですが、実はもう一紙ある「琉球新報」という地方紙と合わせ沖縄県の95%以上のシェアがあるそうです。安倍首相が朝日新聞や毎日新聞の偏向報道について怒ってましたが、それらがまともに思えるほどこの二紙はドライブが強烈にかかっています。 そして東京のキー局から配信されるテレビコンテンツとこの二紙で完全に沖縄の民意はおかしな方に誘導

秋鮭と豚汁(B級)の季節

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こちら関西でも朝夕は随分過ごしやすくなってきましたが、昨日台北では昼間は37.5度まで達し相当湿度も高く老台北(台北っ子)でも厳しい残暑だそうです。そういえば台湾ではクリスマスでも半袖で充分過ごせますし、公共の乗り物や安いホテルなどでは暖房設備自体が備わっていないことが多いですね。僕の常宿は冷房のスイッチだけですし、結構寒いときは電話すれば厚めの掛け布団をもってきてくれます。 スーパーの食料品売場ではそろそろ秋鮭や生サンマそれに松茸(手が出ませんが。。)などが並び始めいちばん手が出やすい秋鮭を買い、だったら豚汁もという事で今夜のメニューとしました。 さっそくいつものように得意の豚汁のレシピメモを載せておきます。 フライパンに豚バラブロックを1センチ角切ったものをニンニクと生姜みじん切りを加えごま油で炒める。 いい匂いがしてきたら根菜類を加え一緒に炒める。大根、人参、ごぼう、さつまいも ある程度しんなりしてきたら炊き込み用の鍋に移し変える。 水約800cctとポジ出汁一袋(市販のかつおだしでも可)を③に加え中火で煮込む。 アクをとりながら約20分程度中火で煮込む いったん火を止め合わせ味噌大さじ4杯分ゆっくり混ぜ合わせる。 3センチ角に切ったあげと、白ネギも加えて再度中火で5分ほど煮込み完成^_^ お椀に盛り付けトッピングに青ネギをふりかけ好みで山椒もしくは柚子ごしょうもしくは七味好きな味の違いを楽しむ。 ポイントは脂ののったバラブロックを仕入れて来る事と、生姜で炒める事更に小まめなアク取りでしょうか。我が家の秋・冬メニューの一品です。

国旗に敬意を払わない権利はあるのか

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NFLの選手たちの行動に疑問をもったトランプ大統領はそのツイッター上で苦言を呈しています。 Donald J. Trump ‏ 認証済みアカウント   @realDonaldTrump     1時間 1時間前 その他 Sports fans should never condone players that do not stand proud for their National Anthem or their Country. NFL should change policy! 試合前の国歌斉唱の際に起立を拒む一部選手が片膝をつくという侮辱行為を行った事にトランプ大統領は我慢ならなかったようです。 似たような事は日本でもあって、教員が卒業式等で「君が代」斉唱の際起立しないとか国家を斉唱しないとかいう行為が一時話題になりました。 こちらの方は国家の斉唱や起立を命じたのは教育委員会であって、公務員の服務規程に従わなければならない事は当然の事ではある前に、国旗や国歌は国家の主権を象徴するものである以上それらを尊重し敬意を払うことは国民として当然の事のように思われます。 ましてや、NFLの選手の多くは中学を卒業するかしないうちにスーパースターとしてもてはやされ世の中の事もまだ充分にわからないままに大人になった人たちとは違い、日本の教育現場で教養も分別もある教員がそのような行為をとる事は何だか僕も我慢がなりませんし孫達の教育をそんな人たちにお願い出来ません。幸い教育現場も僕達が経験してきた時代と随分変化してきたようで、孫達と話していてもさほど違和感を感じることは無いようです。 Donald J. Trump ‏ 認証済みアカウント   @realDonaldTrump     9月23日 その他 Going to the White House is considered a great honor for a championship team.Stephen Curry is hesitating,therefore invitation is withdrawn! さて話を米国に戻すとかってのスーパースター、スティービーワンダーやマドンナもステージで同じようなパフォーマンスを

これは美味いうどん餃子(B級)

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関西風の超B級メニューを教えて頂いたので、早速B級厨房で試作してみました。テニスが上手な奥様に丁寧に教えて頂きました。木曜日のテニスサークルに、経験も浅く下手ですがアウトドアで参加させて頂いてますが、この奥様はとても綺麗なフォームでしかも球が重く、僕なんぞは2,3球でふっ飛ばされてしまいます。うーん悔しい(涙) さて、いつものように簡単にうどん餃子のレシピをメモしておきます。 2,3センチ間隔でニラ、椎茸、うどんを細かくカットしそれに合い挽きミンチ肉200グラム、卵一個をボールにいれて粘り強く混ぜ合わせる。 更に塩コショウ少々、ごま油小1、オイスターソース大2をいれて更にこねまくる。 ごま油を引いたフライパンで片面3分程度両面カリっとやく。 餃子のタレを使ってもいいですが、ポン酢や食べるラー油でも美味しいです。 一見ハンバーグのようですが、うどんと餃子餡とのマッチングはまさに関西風B級グルメです。こんなのは餃子の王将でも、北京でも上海でも台北でも見たことはありませんね。ビールのあてに良し、ご飯のお供に良しといったところでしょうか。 11月に台南に行きますので、地元の友人にぜひ教えてあげようと思います。うどんは中国語では面条ですから、面条饺子(miantiao jiaozi)とでも言ったらいいでしょうか。おそらく僕がそう発音したとたんたちまち友人の顔が??という表情にかわり、これを中国語で説明するのにたぶん30分位かかると思います。

頭がおかしい沖縄主要二紙

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このコメント(8月30日琉球新報社説)を読んで、どう思いますかね。(下線部筆者) 「 北朝鮮の団体「朝鮮平和擁護全国民族委員会」は今年6月、報道官声明を発表し、日本政府が国際会議で北朝鮮の弾道ミサイル発射を批判していることなどを非難し「今のように日本が不届きに振る舞うなら、有事に米国より先に日本列島が丸ごと焦土になり得る」と警告してもいた。  許し難い脅しである。ただし、菅義偉官房長官が今回のミサイル発射を受けて「冷静に平常通りの生活を送ってほしい」と呼び掛けたように、 過敏に反応する必要は全くない。敵視はさらなる緊張を生みかねない。自重する必要がある。  疑問なのは日米首脳の対応だ。安倍晋三首相はトランプ米大統領と電話で協議し、対話の時ではないとして、北朝鮮に、さらに圧力を強めていくことで一致した。  確かに、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が国際社会の非難に耳を貸すことは現時点では想像し難い。だからといって、 不毛の挑発行為を繰り返す北朝鮮の土俵にあがることは得策ではない。  圧力一辺倒によって、これまで何ら成果が出ていないことからも、北朝鮮との対話を模索することを放棄してはならない。」 更に、8月30日沖縄タイムス社説から抜粋しますが(下線部筆者) 「 ミサイル発射から洋上落下までわずか14分。Jアラートの速報から日本上空通過まで約4分。前触れもなしに突然、発射された場合、避難するのは難しい。  「今は対話の段階ではない。圧力を強化すべき」だと政府は説明する。 米国は時々の情勢に応じて「圧力」と「対話」という言葉を使い分けるが、日本政府は圧力一辺倒のように見える。  国連の安保理決議に反して挑発を繰り返す北朝鮮への圧力の必要性は認めるとしても、その先にどのような出口戦略を描いているのか、肝心な点が見えないままだ。  「核保有は認めないが、北朝鮮の体制は保障する」という考えも浮上している。 圧力だけではなく、事態打開の具体策を模索するときだ。 」 どんな発想で北朝鮮を擁護するような社説が書けるのでしょうか。なぜこちら側で自重しなければならないのでしょうか。また、対話は今まで何十年やってきましたか。国民を拉致されても、領海・領土の上空を侵犯さてても、「そんなことをやってるとまた話し合い

PCが行き過ぎると。。

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PC(ポリティカル・コレクトネス)は特にオバマ政権後半からトランプ大統領になってから主に政権を攻撃する理屈として米メディアが好んで使う概念となってきたような気がします。 その中身をちょっとおさらいしますと一般的に、職業・性別・文化・人種・民族・宗教・ハンディキャップ・年齢・婚姻状況などに基づく差別・偏見を防ぐことが目的であって米国においては、1960年代の公民権運動、女性解放運動、マイノリティの権利拡張・尊厳回復運動の流れを汲んで、80年代から大学を中心に大きな流れを形成してきました。 そして例えば、その概念を基に言い換えられた米語としては ・ビジネスマン businessman ⇒ businessperson ・カメラマン cameraman ⇒ photographer ・議長 chairman ⇒ chairperson ・消防士 fireman ⇒ firefighter ・警察官 policeman ⇒ police officer ・セールスマン salesman, saleswoman, saleslady ⇒ salesperson とかはまだ何となくわかる気がしますが、オバマさんが特にestablishmennt側の人物であって、大勢の前での演説は上手ですが一対一の会話は苦手というようなタイプの人でしたから、ロシアにもイランにもコロッとやられ、それに辟易としたfogetten peopleからのコアの支持を受けて一発逆転トランプ大統領が誕生したのでした。 そいうえば、去年の年末「最近アメリカではmerry christmassも言えないんですよ」とか言ってた米国人がいました。もちろん他宗教を配慮、忖度してのことでしょうがこれをhappy holiday とか言い換えてどうするのでしょうか。営々として引き継がれた文化や歴史的な背景などは全く意味がありませんか。 その中で8月12日、バージニア州シャーロットビルで起きた暴力事件の概要は日本でもすでに報道されているとおり、大規模な白人至上主義者の集会によって非常事態宣言が出されるほどの混乱に陥り、その過程で集会に抗議する人々に車が突っ込み、一人が死亡、十数人がケガをするという事態となりました。また関連して近くで警戒にあたっていた警察のヘリコプターが墜落し、乗っていた二人の警

曲芸テニスはだめでしょ

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テニスについてはなにぶん経験が浅いのと、基本の基本が身についていないと思われるためチームでのゲーム以外に週一回は近くのスクールに通うようにしています。幸い良い女性コーチにあたり基本に忠実で、確実なショットが中心なので結構楽しめています。特にサーブでは両足を動かさないように指導されているお陰でそれなりのスピードではありますが以前のように何度もダブってしまうことは少なくなってきました。要はストロークでも彼女は口にはしませんがいわゆる脱力のテニスがもう若くはない僕にはピッタリな感じです。腕は止めてあとはプロネーションでヘッドのスピードをそれなりにアップすることで必要以上にアウトすることもかすれた当たりになることもお陰様で比較的少なくなって来ました。 またレッスンの後にジャグジーとサウナが楽しめるために風呂好きの僕にはありがたい限りです。サウナも好みの高温サウナのため、水風呂と代わる代わる30分近くもゆっくりしたりして、結局一時間以上も疲労回復にあてる事になります。 さてそのスクールは休講日を利用してイベントを開催しますが、日程の関係で今回いつもの女性コーチ以外のイベントにたまたま参加してみてちょっと疑問に思った事がありました。というのは稀にアウトドアの練習用コートなどで、若い人たち数人で面白半分かも知れませんがとんでもないスピードで打合をしていたりすることを見かけます。もちろん力任せですから、フォームはしっかりしているもののやはりボールがグッドになることは三回に一回程度、ましてやサーブなどはほとんどロングかネットになっています。 実は今回のスクールでのイベントも六名が参加しましたが、そのうち数名がまさにそれでした。さらには初めて出会ったコーチも「ヘッドスピードが信じられないほど速い」などと絶賛していました。 しかしあれではゲームになるとどうでしょうか。たしかに強烈なサーブやフォアハンドが決まれば相手には相当な脅威にはなるでしょうがそれが三回に一回だとかひどい場合には五回に一回ではそんな玉は逃せばいいだけで馴れてくれば脅威でも何でも無いような気がします。 実際サーブからのラリーの練習では、僕に対して轟音を立てて飛んでくるサーブは六球続けてフォルトとなりラリーどころではありません。さすがに僕もちょっとカチンときて五、六球目からは構えもしませんでした。相手は

大好きな朝食(B級)

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朝食メニュには以前数種類ご紹介しましたが、その中には結構麺類も多くさすがにこの暑い夏熱い麺類は残念ながらちょっと触手が延びません。 薄切りの食パンが特価ワゴンで安く売っていたらやはり買い物かごに入りますのでそうするとややフレンチ風のサンドイッチが食べたくなります。 ベーコン、レタス、目玉焼き、トマトなどはやはり冷蔵庫の中には必ずなんとかなりますのでぱっと作ってしまいますね。 マンハッタンのセントラルパークをちょっと早起きして軽くジョギングします。結構かなりの人達ものんびり走っていますが走るときにはちょっとした注意が必要です。 パトロールのおまわりさんはパトカーではなく公園内ではまれに馬を使いますから、自然に排泄物が落っこちてます。もちろん愛犬の散歩ではありませんので、おまわりさんがビニール袋とスコップで処理をするとうことはありません。 さて、帰りにメイフラワーホテルの近くのカフェに入るとビリー・ジョエルの曲が流れています。いい感じで5ドルで注文したホットサンドがこんな感じでしたねでももう少し大きくて、フライドポテトが死ぬほどついていたような。でも早朝のマンハッタンでビリー・ジョエルやフィル・コリンズの曲を聞くと涙が出そうになりますね。あとマイケル・マクドナルドとかも。 簡単なポイントメモそして、 パンにはバターは塗らない 目玉焼きには軽くケッチャップ レタスは冷やしてパリッと、トマトはなくても可 ベーコンは厚切りでカリッと あと午後の紅茶ミルクティがあればいい組み合わせですね。もちろん熱いコーヒーでもOKです。調理時間5分。

かき氷(B級)

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僕はとても単純で気楽だけども何となくノスタルジックで安くて旨い、というのがB級グルメの定義としていますが、台湾の街角のどこにでもある果物屋さんには無茶苦茶魅力的なものがあり、暑い夏にはいちばん人気なのが何と言ってもかき氷でしょう。 また単なるB級グルメを食べるだけではなくって、できるだけ作っているおばちゃんの様子をよく観察して、例えば具の下準備やそれを投入する順番やタイミングなどを勉強しますしあわよくば料理のコツ、ポイントを聞き出します。そうして帰国して我が家のB級厨房でその味を再現してみることも楽しいです。 そういう意味で調理場が見えないレストランよりも夜市の屋台などは調理の様子がよく見えますし、却って食べてくれるお客の前で堂々と調理することは衛生面でも下手な妥協は許されないと思いますね。 まあ、日本も台湾も毎日耐え難いほどの酷暑なので今回は標題のとおり体がしゃっきとするかき氷を紹介しようと思いますが、写真の上の3品は台湾でのプロの作品、その次の3品は我が家での作品です。 台南市中正区 台南市玉井 台北市中山区 B級厨房 B級厨房 B級厨房 それでは、上から順に簡単に説明してゆきます。 贅沢にもマスクメロン1個を半分にぶち切って種の部分を丁寧にくり抜いたあと甘いビワ、ライチなどを詰め込みその上にイチゴミルク状態です。場所は台南市の国華街にある 泰成水果店 。280元 台湾のマンゴーの生産地である台南市の 玉井 でのマンゴーかき氷です。おまけにマンゴーシャーベットが乗ってますね。めちゃ可愛いお姉さんが一生懸命掻いてくれました。ちなみに練乳はかけ放題いの80元 台北市内の日本人向けの旅行ガイドブックにもよく出てますね。MRT淡水線の雙連駅から徒歩5分の人気店です。現地のお客さんももちろん多いけれど日本語のメニュも完備され、結構入れ替わり立ち替わりのお店 冰讃 の定番です。二個分のマンゴーがゴロゴロと惜しげもなくはいってます。120元 これはB級厨房にて、マンゴー(フィリピン産)とビワのコラボです。手作り練乳で結構いけますが、台湾産のものとはやはり微妙に香りが異なりますね。 これもB級厨房ですが、桃(福島産)と下部に黒蜜仕込みのふわふわごおりです。ほぼどこに出しても恥ずかし

第三次安倍政権に望むこと

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大阪地方が最高気温が38度になるとの予報が出ているため外出も出来ずましてやガラガラのテニスコートを予約して練習するわけにもゆかず空調の効いた中二階のお気に入りの部屋でゆっくり読書したりYouTubeを見たりするしかありませんのでミニブログの筆をとっています。 さて暑いので単刀直入に結論から先に話すと、とにかく第三次安倍政権のスタートはいろいろと大変なばかりでなくメディアや一部野党は「ありもしない謀反を密告して両班に成り上がり。。」(宮廷女官チャングムの誓い)5月3日の憲法記念日のビデオメッセージ以降情弱者中心の世論調査による支持率低下が派手に報じられ随分苦労しているのが現実です。 以前の中島みゆきのフレーズにこうありますね。「闘う君のうたを戦わない奴らが笑うだろう。冷たい水の中を昇ってゆけ」またご自身の著書の冒頭にも「戦わない政治家とはあなたの言うことは正しいと同調はするもののけっして批判の矢面に立とうとしない政治家」(美しい国へ)とあります。まさに憲法改正、自主憲法制定こそが結党以来の自民党の党是なのですが。 憲法改正による外交安全保障の見直しと遂行 上記と絡んだ拉致被害者の全員取り返し 岩盤規制の粉砕と利権の闇の解消 統治機構の再編と地方及び中央議会議員定数の削減 たくさん言ってもし切れないのでこの四点に絞りました。でもひょっとしたらどの項目も互いに連動し結局は現行憲法典が根源的な問題かも知れません。むしろやらなければならない事は現行憲法典から余計なものを取り除き、より良き民主主義への進化のため必要な事を付け足すことだとも極論してもいいぐらいです。 それでは順に解説してゆきます。 現行の憲法典の原案がGHQの数十人のメンバーで数週間で作られたことはバイデン前副大統領が先日コメントした事からも明らかであって、その主な狙いが高い民度を持った日本人の根源ともいえる皇室の弱体化と比類なき強さを誇った日本軍の解体にある事と言えるでしょう。 侵略戦争が出来ないことは当たり前として、陸海空軍その他の戦力は保持しないし国の交戦権は認めない事が、相手が国であればどんなに不当な事をされても一切手出しが出来ないし、自衛隊の存在自体が違憲だとされる議論がなされ、万一自衛隊員が国民を守るために敵を傷つければ刑事訴訟法と刑法で裁かれかねません

夏野菜カレーと豆乳そうめん(B級)

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いやあ~今日もまた思いっきり暑いです。そういえばインドアレッスンで倒れてた人がいました。どうも顔色が悪いので、動けなくなる前に給水しなければとアドバイスしたのですがコーチはベンチで休んで下さい、と指示しました。しかし所詮インドアですからかえって風通しが悪くお気の毒でした。いわゆる熱中症ですね。以前は日射病と言ってましたがインドアでも悪くすればもちろん発症します。僕は最近「脱力のテニス」を心がけるようにしていますので結構体力を温存できるだけでなく却ってショットのスピードも格段速くなり、帰宅後水風呂の中でおもいっきり冷やしたビールを飲むとすっきり致しました。 さて昨夜のメニューの中に肉じゃががありましたので、以前ご紹介しましたように今夜は必然的にカレーライスとなります。しかし昨夜は結構箸が進み、具材が少なくなってしまったので、今回はパプリカ、ズッキーニ、オクラなどが旬で安くて旨そうだったので冷蔵庫の中のトマトも思い出して、夏野菜カレーとしました。もちろん肉じゃがの鍋の中にカレールウを加えて煮込むのは通常どおりですが、別途夏野菜は軽く煮るなりの下準備をいたしました。 しかしこれだけだと簡単すぎて怒られそうなので、冷っと涼しい豆乳そうめんもあわせてみました。例によって簡単に調理メモですがとっても簡単です。 ありゃ、写真撮るの忘れちょっと食べてしまいました <冷製まったり豆乳そうめん> そうめんは茹でて冷水で洗い水気を切ります。しゃぶしゃぶ用豚肉も茹でてついでにもやしも軽く湯通しします。 調整豆乳200ccに対し鶏ガラ中華スープ大1、すりゴマ大1を合わせておきます。当然ながら少し加熱しながらよく混ぜ合わせその後あら熱がとれたら冷蔵庫に入れておきます。 器に冷たいそうめんを盛り、豚肉、もやし、の順に載せその上から②の冷製スープをかけお好みでラー油を垂らし完成です。 実に簡単、夏野菜カレーと豆乳そうめん合わせて調理時間は15分程度です。(あら熱を取る時間は除きます) でも食べきる時間はつるつると調理時間よりも短いぐらいでしたね。

ゴーヤチャンプルー定食(B級)

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毎日暑いのと土日や取材旅行が無い時以外はほとんど毎日テニスの練習をやってるので、もともとの適正体重の75キロに限りなく近づいてきて何やらウェスト周りがすっきりしてきたような気がします。先日行ってきた健康診断の結果も届き、肝機能もコレステロールも血圧もいずれもほぼ理想的な数値に近づいていて、とても有り難い話しです。普段は大酒を飲む事もあまり無いので、あっと言う間に肝機能の数値はもう少年のようです。 そんな時ふと食べたくなったのが以前那覇市のいちぎん食堂で食べたゴーヤチャンプルー定食でした。 ではさっそくB級厨房でとりかかることとしました。 以前レポートしましたが、沖縄地方で何々定食を頼むと余程ローコストを追求したメニューでなければ刺し身がついてきますね。満足感が広がります。ただし味噌汁はちょっと塩辛いものが多く自宅で食べるのとはちょっと別物のような感じがします。 ゴーヤは縦半分に切り種やワタを取り除きます。1,2センチに スライス してから塩で揉んで5分くらいおいておきます。この過程でゴーヤの苦味を和らげます。またたまご2個を溶きほぐします。 木綿豆腐は一旦軽く茹ででキッチンペーパーでしっかりと 水切り してから、1センチ幅くらいに スライス しておきます 。スパムが無いときは豚バラ肉で 一口大 に切り、塩・こしょうで軽く下味をつけておきます。 先程ののゴーヤを水でしっかりと洗いザルにとって水分をきります1時間ほど。フライパンにゴマ油を少々で豆腐を両面こんがりと焼き醤油を少々たらして味付けし島豆腐に似せます。 フライパンからいったん豆腐を取り出し同じフライパンでゴマ油を熱し、豚肉を先に色が変わってきたらゴーヤも加えて2,3フンさらに炒めます。 全体に火が通ったら豆腐を戻し入れて2倍濃縮の麺つゆを50〜80cc加える。1,2分煮た後溶きたまごを回し入れ、最後にもやし半パックを振ったら1分以内に火を止めます。 お好みでねこの鰹節を借りてきて皿に盛った後ふりかけてムードを盛り上げます、それほど沖縄料理と鰹節は切っても切れない縁がありますね。 沖縄自慢のソーキそばや八重山そばもほとんどは鰹出汁のみで味付けさてれています。この暖かい味をチャンプルーに応用するのがポイントといえばポイントです。 ちなみにチャンプルーとはごちゃ混ぜという

エビのペスカトーレとヒラメのムニエルB級風

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毎日暑いのと実家からいいヒラメを貰ってきたので海をイメージしてちょっと涼しげに今夜はイタリアン地中海でいってみました、もちろんB級テイストですが。 では簡単に調理メモを紹介します。 <ペスカ> フライパンにオリーブ油、ニンニク、とうがらしを入れたら弱火にかけて香りを出します。 1に凍ったままのシーフードミックス、黒胡椒を加え2分程炒めます。 白ワインを加えてアルコールを飛ばし、更にトマト缶を混ぜ合わせます。 茹であがったパスタ加えたらマジックソルト(塩、こしょう)で味を整えて出来上がり。 今回は7分茹でのちょっと細めのパスタを使ってみましたが、スープと良く絡み白ワインの風味も効いて結構本格的になってきました。 <ムニエル> ヒラメの切り身に塩・こしょうをふります。 小麦粉をまぶして、オリーブ油とバターをいれたフライパンでしっかり焼きます。 レモン果汁大1にしょうゆ大2を加えたソースをかけて、大葉などをそえて完成。  いろどりよくお好みの付け合せてね。 料理に使った白ワインをちょっと頂いてご機嫌でしたが、庭にはセミの抜け殻がふたつもいよいよ夏本番となってきました。金魚の食欲は相変わらずですがネコはやや落ちてきました。多分二ヶ月くらいはエアコンなしで眠れない夜が続きそうです。

スイロクってご存知?

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玉山(ユイシャン)はかって新高山・モリソン山と称され、台湾のほぼ中央部に位置する山です。標高は3,952mと台湾で最も標高が高く周囲は台湾自然生態保護区となっていて、また1985年4月6日には玉山を中心とした約10万haの範囲が玉山国家公園に指定されています。 更に麓の村にはブヌン族と呼ばれる先住民が暮らしていて人口は約5万人。独自のブヌン語を話します。ブヌンとはブヌン語で人を意味する言葉だそうです。 社会の組織は、長老制度による父系氏族大家族社会で、長老者会議各家族の長老たちが集まり村の政策決定を行います。民族意識が強く、民族の固有言語を保っている数少ない台湾原住民族ですが、例にもれず大変な親日家が多く年配者は日本語が流暢に話せます。以前あるおばあちゃんから「わたし、昭和六年生まれよ。裕仁さん知ってる。」とうかがった事があります。 ついでに言うと、台湾のメガバンクに「玉山銀行」という有名な銀行がありますが、つまりこれを日本風に言うとすれば「富士銀行」でしょうか、今は残念ながら日本では「みずほ」になりましたが。 勿論以前は完全自給自足の生活をおくり電気も水道もなかった時代には彼らの最大のタンパク源は麓の森に生息する「スイロク」と呼ばれる大型の鹿でした。 スイロクは漢字では水鹿と書きますが、水辺に多く集まって暮らすことからその名前が付いたようです。僕はこの剥製を見たことがありますが、その大きさに驚いたものです。 台南市の安南区に国立歴史博物館があり、通称みんなの博物館(大家的博物馆)と呼ばれています。駅前からバスで小一時間くらい終着駅ですがスイロクの剥製はそこにありました。 入場料は100元と結構しますが、まあ展示物や展示方法の充実度はすばらしくゆっくり見てるとこの国の四百年余りの歴史がよくわかります。(それ以前は有史以前と言うことであまり資料が残っていません)ちょっと聴いたりしても若い学芸員のお姉さんは日本人とわかると丁寧に説明してくれとても好印象です。二階には台湾の時代ごとに街の様子がレプリカで再現され、日本統治時代に初めての議会選挙が行われた様子が特に印象的でした。 今から百年ほど前にすでに民主主義が根付きはじめ、ラジオを売る商店があり、貿易商社に近い企業の様子も再現されています。冠婚葬祭の儀式や小学校での教

B級中国語会話⑥

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中国大陸を旅行していて驚くことはたくさんありますが、トイレの習慣の違いに以前びっくりした事がありました。僕は90年台の後半に初めて北京に行きましたがけっこう地方都市では現在でもその習慣が残っています。 話の前にトイレを表す中国語も90年台からみると進化しているように思えますのでちょっと紹介しておきます。 先ず、厕所(ツーソウ)これは未だに教科書などの載っている言葉ですし、90年台では普通に使用していましたが、現在口語ではほとんど聞きません。  次に、洗手间(シーショウジエン)大陸では一番オーソドックスな表現です。 そして中華圏では先進的な台湾などでは、化妆室(フオジュアンシー)が普通に使われます。多分これらを日本語で表すとすると、①便所 ②お手洗い ③化粧室となるように思います。因みに米語で③のニュアンスを出す言葉としてbathroomがありますが、これは言うまでもなくお風呂ではありません。 さて話を元に戻すと。 これどっち向きかわかりますか? 卫生纸用完之后请冲走(ウエイシェンジーヨンワンジーホウチンチョンゾウ)使用した後のトイレットペーパーはちゃんと流して下さいね。 つまりこのような表示がないところでは使用したトイレットペーパーは普通に水で流すことはせずに脇にある小さなゴミ箱に捨てるのが一般的です。それって、何のために??よくわかりませんが水洗システムが詰まらないようにするためなのか、後で肥料にする時に邪魔なのか、中国人の友人に聞いてもよくわからないようでした。 为了预防流行性感冒请使用消毒液(ウエイラユーファンリュウシンシンガンマオチンシーヨンシャオデュイエ)インフルエンザに罹らないように消毒液を使ってね。 为了は〜のためにを意味して様々な場面で使いますから覚えておいて損はないと思います。よくあるパターンですが、为了中日友好,干杯!(ウェイラジョンリヨウハオガンベイ)日中友好のために乾杯です。乾杯! そして風邪は日本語と同じ感冒で、インフルになると前に流行性がつきます。また、已消毒(イーシャオデュ)を消毒済みをあらわします。以前サーズが流行ったときにはタクシーの扉によく貼ってありました。 最近感冒严重吗?(ツイジンガンマオイエンチョンマ?)この頃風邪が流行ってるんですか?深刻ですか、流行ってますかの意味でこの严重はよく耳に

★追悼 Liu Xiaobo

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2010年に中国で唯一のノーベル平和賞を受賞した劉暁波氏が今朝肝臓がんで遼寧省瀋陽市の病院で亡くなリました。北京政府は最後までご本人の希望する先進国での高度治療を認めませんでした。僕は充分な治療を受けさせず半ば処刑のような形で文革中に 劉少奇元国家主席 やその後に 周恩来元首相 たちも同じように命を奪われたことを思い出します。 そして彼が好んで使っていた言葉に「私には敵がいない」というフレーズも思い浮かびます。そのフレーズは次のような散文に連なります。 「私には敵がいないし恨みもない。私を監視する人も取り調べる警察官も起訴する検察官も判決を言い渡す裁判官も皆私の敵ではない。 私は彼らの仕事と人格を尊重する。恨みは個人の知恵や良識を蝕み社会の寛容性や人間性を壊し一つの国家が自由で民主的なものへと向かうことを阻むものだ。 私は望んでいる。 私の国が表現の自由のある場所となり、異なる価値観や信仰。政治的な考え方が共存できるようになることを。 私は望んでいる。 私が中国で文章を理由に刑務所に入る最後の被害者となることを。そして今後言論を理由に罪とされる人がいなくなることを。」 これほどまで自分を客観視し達観できるのはおそらく自らの死を予感したからではないでしょうか。しかし思想や言論その表現の自由が未だに全く認められず、この程度の表現が精一杯だったかも知れません。 街頭演説に対し選挙妨害ともとれる活動を先導し、それがあたかも一般の良識ある人達の声のように伝えるマスコミや新聞社、面白半分に豊中市からわざわざ「大阪の恥」とも言える人物を呼び寄せパフォーマンスをさせるテレビ局、それでもやはり「私には敵がいない」とさらっと言ってしまえる事ができるでしょうか? ご冥福をお祈りいたします。

集団的自衛権と安全保障

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シリアの戦闘機というか反政府勢力側を攻撃するロシア、トルコ側の戦闘機SU22を米中央軍戦闘機FA-18が18日撃墜したようです。 米軍司令部は、アサド政権側の反政府勢力への攻撃を人道的立場からやめるように再三申し入れを行っていたにも拘らずやまないため、集団的自衛権を行使したとの事です。 集団的自衛権とは言うまでもありませんが、同盟国などが攻撃されたとき、自国への攻撃と見なし反撃できる権利の事で 国連憲章など国際法で自然に認められています。従って米国は反アサド勢力を同盟国家と見なして、集団的自衛権を行使した事になります。ここで重要なポイントは同盟国家とみなすということがどんな意味を持つのか、とういことだと思います。 今、カタールはイラン寄りであってムスリム同胞団、ISやアルカイーダを含むテロ集団をある意味支援しているという事でアラブ諸国(GCC諸国)から国交断絶となっています。言うまでもなく日本はカタールから相当量の液化天然ガスを輸入していますし、中東における米軍中央司令部の基地はこの国にあります。 今のところ米国はサウジ寄りであって万が一武力衝突が発生したとしてもカタールが米ロの代理戦争の舞台になるということは考えにくい事は事実ですが日本のエネルギー安全保障の問題が起こる可能性は残ります。 中東諸国やロシアは原油や天然ガスに恵まれていますし、米国もシェールガスが豊富に確認され原油価格が一バーレル50ドル以上であればわざわざややこしい国々から買う必要もありませんね。 では日本の立ち位置はどうなるのでしょうか。まず今回の事で僕が疑問に思った事として、 ①国家とは言えない支援している政治的グループが他のグループから攻撃を受けたときにも集団的自衛権の適応がここまで拡大解釈できるなら、これは甚だ厄介な事になりそうです。 国内で立場の違う勢力(裏で他国から資金的援助を受けている暴力集団など)が政権の打倒を目指して武装蜂起した場合状況によっては第三国の軍事的介入を許してしまう事が予想できます。すなわち日本国内がいつでも代理戦争の戦場になってしまうこtや侵略されることが理論上は可能になってしまいます。*1 ②中東に依存する日本のエネルギー安全保障は今回のカタール問題が示すように非常に微妙なものです。ペルシャ湾を挟んでイランと向かい合う