イエメンは何とかせなあかん


イエメンでは既に700万人が飢餓の恐れに直面していて、連合軍はサウジアラビアの首都リヤドの国際空港付近にイエメンの反政府武装組織「フーシ派(Huthi)」によるとみられる弾道ミサイル攻撃があったことを受け、イエメンの国境を封鎖。支援物資が国内に届かない状況となっています。

これに先立ちマーク・ローコック国連事務次長(人道問題担当)は、連合軍が国境封鎖を解除しなければ「世界最大規模の飢饉」が起こり数百万人が犠牲になると警告しています。




以前にも書きましたがもちろんいちばん弱い立場の子供や女性それにお年寄りが最大の被害者になる事は誰が考えても明らかです。そして例外なく中東情勢は宗教と政治が内戦を後押し、諸外国がイエメンに介入し、代理戦争の様相を呈しているのは、シリアに限ったことではありません。

イスラム教シーア派であるイランと、スンニ派のサウジアラビア諸国がさらなる混沌を招き寄せているのは明らかです。前大統領サーレハと暫定統領ハーディの対立の裏では、各国がイエメンを奪い合っている構図もあります。いったいこの先どこまでゆくのでしょうか?おそらく僕の見方を言わせてもらえば、残念ながらもうどうにもならないかも知れません。人類の英知や知見をもってしても、宗教間の対立に絡む人と人の憎しみ合いに起因する争いごとは僕達日本人には経験した事がありません。

もちろん日本政府も国連を通して何らかの行動はできるかも知れませんが、残念ながらその影響力は微々たるものであって先程述べたように解決策を求めるには僕達には程遠いものでしょう。
しかし何も出来ないし何の貢献や解決策を示すことは出来ないかも知れませんが、それでもイエメンは何とかしなければならないと思います。






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