百田新党立ち上げ?

 LGBTなど性的少数者への理解増進法は16日午前の参院本会議で、自民、公明、日本維新の会、国民民主の各党などの賛成多数で可決、成立してしまった。基本理念に「性的指向およびジェンダーアイデンティティーを理由とする不当な差別はあってはならない」と盛り込み、国に対し国民の理解増進に関する施策の策定を促してるんですが、今月9日に衆院内閣委員会で審議入りし、わずか1週間ろくな審議もしないでスピード成立だって。




 法案は、自民、公明の与党案に、維新と国民民主が独自に提出した法案の要素を反映し、与党案にあった「性同一性」の文言は「性同一性」と「性自認」のいずれにも訳せる英語の「ジェンダーアイデンティティー」に置き換えに条文に訳の分からないカタカナ語句が入る前代未聞のおかしな法律であることは誰の目にも明らかだと思います。そのうち同性婚の合法化や二千年近く続いてきた直系男子を否定し、女性天皇、女系天皇を認めることで、皇室の破壊につながってゆきますね。世の中を混乱させ、日本社会に亀裂を生じさせるのが活動家の目的なのでしょう。極端に言えばこれはもう共産主義革命のはじまりですね。

 トランスジェンダー女性(男性器のついた体は男性、性自認は女性)が温泉、トイレや更衣室など「女性専用スペース」に堂々と入ってきても法的には規制はできないし、逆にクレームした女性に性的マイノリティへの理解増進を促すということ。性被害や犯罪があまりにひどいので米国では反LGBT法がほとんどの州で可決されているほどです。全く周回遅れもいいとこですね。

 次の出馬がない81歳の山東昭子元参院議長にまで“どうしても納得いかない内容”と言わしめ、退席させたLGBT法案。岸田首相と自民党に末代まで祟る事になるだろう。米国と公明党に言われれば信念なき岸田首相は“何でも”やる。「国民のこと、自民党のことを考えて行動した」という和田政宗参院議員をどう思うのでしょうか。

 安倍さんが亡くなって一年も立たない自民党のこの体たらくに作家の百田尚樹氏は、「6月16日は、自民党が死んだ日。本当の保守政党として百田新党を立ち上げるしかなくなった。」と述べ有本香氏、高橋洋一氏、北村晴男氏、平井宏治氏らと手作り政党を立ち上げると表明、多くの賛同者を集めているようです。維新をやめて僕も入ろうか。

コメント

このブログの人気の投稿

台湾淡水の有名海鮮料理店「海風餐廳」

夕食後の妻との会話

料理評論家って?