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2月, 2017の投稿を表示しています

考えさせられる二風景

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素晴らしくくつろげそうな庭を発見しました。決して広くはないのですが狭い路地をうまく活用して、そして高そうなものは一切ないのですが心のこもった手作り感のあるきっと腰掛けて本でも読みだすと単行本一冊ぐらいは一気に読めてしまいそうなそんな居心地の良さそうな感じのスペースは何やら自分の家でも簡単に出来そうですがやはり周りの環境を考えたら残念ながらちょっと難しいですかね。 それに対して、朝近くの公園を散歩していたら、男子用のトイレの中で変わったものを見つけました。僕は海外にもよく出掛けますがこんなのは初めて見たものでちょっと考えさせられました。 このトイレは決して女子用でもなければ、大用でもありません。あくまで男子の小用です。で、何が変かというと小用なのにがっちりとした扉がついていてちょっとした個室になっているわけです。なぜこのような構造になっているのか、入り口の扉の貼り紙を見てなんとなくわかりました。 その張り紙には「性別友善厕所」と書いてあります。つまり「性別が仲良く使うトイレ」とでもいいましょうか、はっきりいうと女装した男子が使うトイレと言う意味でしょう。今はやりの言葉でいうとトランスジェンダー用(しかも外みは男で中みは女ですね。おっと逆か、分からなくなってきた、合ってんのか。) でもこんなものを作るのは役所でしょうが、よくも台南市は予算がついたものと思いますね。まああまり言うとお叱りを受けるので止めますが米国でいうところのポリティカル・コレクトネスのなれの果てでしようね。 トラ流にいうと、そんなもんよりもっと大事な事が先やろということで、性同一性障害 (gender identity disorder)は権利として認めるにしても、そうであるよりそうでないほうが良いし、中絶するよりしないほうが良いし、知恵が回りすぎるより回らないほうが良い(この言葉が大好きそうです、poorly educatedよく使います)ということです。僕は興味本位にトラ大統領の会見やツイートを結構聞いたり見たりしましたが、エスタブリッシュメントやインテリはいわゆるリベラルであって、彼らは自由や平等、差別や権利の皮を被ってはいるが、実は中身は自分こそが大事であって、違う意見に対しては例えば空港でデモを企画するような、危険で暴力的に民主主義を破壊する人物

Cultural Appropriationとは?

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まず下の画像を見てみて下さい。何か悪いイメージを感じるでしょうか? ハリウッド女優のカーリー・クロスさんが日本人女性を扮して、日本の伝統的な風景の中に美しく溶け込んでいます。 僕には日本の女性にはない、また別の世界の女性の素晴らしさを感じます。特に力士と一緒にポーズをとっているのは「サザエさん」のコスプレではないでしょうか。なかなか日本人には考えつかない見事な構図だと思いますね。 しかしこの女優さんは、米メディアの多くから人種差別を指摘され結局謝罪に追い込まれたそうです。なぜ謝罪が必要なのか理解に苦しむところですが、いま米国民が飽き飽きしているものに、関西弁で言うと馬鹿丁寧というか糞面白くないものの代表格としてPC(Political Crrectness)が挙げられることは以前書きました。今回はその変形版としてPCに偽善性を加えバージョンアップした新たな概念がCA(Cultural Apptopriation)ということになります。 僕の語感で意訳すると「先進国の人が途上国の人まねをして馬鹿にすること」とでもいいましょうか、そのくせ中身までは問題でなくあくまで外見のみに限定している如何にもメディアが考えそうな薄っぺらで中身の無い「正しさ」をあらわしています。 どうせ(文化的に)途上国を揶揄するのであれば、長時間低賃金労働に加え残業代未払いの弁当屋や、韓国籍三世の活動家に煽られ国を貶める沖縄二紙や違法な天下りを見つけても逮捕出来ない法体系などなど枚挙に暇がないはずです。 沖縄というと、高江のヘリパットの「土人」発言も一時問題になりその本質を突いた大阪府の松井知事を批判するおかしな人ももう収まったようですが、あれもいわれたほうが「土人って何?」「それって宇宙人?」(これは明らかに土星人と間違えてる)との事で、言ったほうも沖縄の方を差別する意識もなくこれではいくらなんでもメディアが誘導しようとする差別事案は成立しませんね。 標準的な日本人男性の僕が見てカーリー・クロスさんの演出は綺麗だと思いますし、身の回りでも悪いイメージを女性から聞いたことがありませんね。これはひょっとして高江の「土人」と同じで、言われたほう(日本人)が何のことやらわからずましてや悪いイメージを持たないしやったほう(米国人)も差別の意識が無い以上、差別事案は成立し

すべてオフセットのトラ大統領

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トラ大統領の就任演説を高校受験生の孫の英語教材にしているので、結構端から端まで読みましたが、なんといっても特に難しい表現や語法も少なくおそらく米国人であれば小学性レベルの教材としても使用できるほど解りやすい内容であったと思います。そういう意味でもトラ大統領は今までにない前代未聞の大統領ではないかと思います。 前代未聞といえば、みんなが当然と思っている価値を一旦オフセット(相殺)したのがトラ大統領の登場ではないでしょうか。つまり自由とか平等や人種とかLGBTなどは2016年11月29日以降はそんなものはPC(political correctness)として排除するというか、一旦横においておくのがトラ流であってそんなもんよりもっと大事なものを忘れてるやろ、というのがその主張の要点であって、その要点こそがヒラリーを打ち破って米国民の支持を勝ち取った重要なメッセージでありました。 オバマ前大統領は、就任するとチェコのプラハで「核なき世界」(the world without nuclea power)を訴え、やがてノーベル平和賞を受賞しました。しかし「核なき世界」は現実のものとして、みんなの目の前に姿をあらわすどころかイランとの核合意や北朝鮮の暴走、もっといえばシリアへの対応のまずさに伴うISの台頭、ロシアとの冷たい関係、ヨーロッパや中東さらには東アジアにおいてもほとんどあえていえばきれい事で終わってしまい確かに演説には格調があって人を感動させはしましたが結局は何も出来なかった優等生でした。勿論我が国にとっても対中国、北方領土問題を含む対ロシアにおいて関西弁でいえば屁のつっぱりにもならないとは言い過ぎですが、毒にも薬にもならない人でした。 しかしトラ大統領の言動は、何の遠慮もなく言いたいことを言いその言い方には格調もありませんが、毒になるのか薬になるのかはまだ分かりませんが、途方も無いパラダイムの転換を感じさせます。それでは順番にその主張の中味を見てゆくことにいたしましょう。 重要なキーワードとしてはまず、「ワシントン政治からの決別」があります。これも歴代の大統領なら決して言わないフレーズでしょう。つまり、 Washington flourished - but the people did not share in its wealth.

シンガポール、ITでシニアに職を

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シンガポールは現状我が国以上の少子高齢化社会であって、実に2050年には高齢者が人口の40%になってしまいそうです。その上年金制度は整備されていませんので、定年後は就業時の自らの積立金を取り崩すしかなく、なかなか大変のようです。その上シンガポールの定年は65歳から67歳になり、働き続けるにしても余程スキルをもった人以外はいわゆる低賃金・長時間労働しかないようです。 そこでシンガポール政府は、高齢者の再雇用にを目的としてITを活用して少しでも労働力の有効活用を図ろうとITフェア等のイベントを実施したり、高齢者を対象とした無料のIT教室を開催したりしています。 ここまで書くと、随分親切で有意義な施策のように思いますがしかし、さらに詳しくその中味をみてみると、以前我が国でもあったようなパソコン教室の焼き直しのように見えます。すなわち教える主な内容は、エクセル、ワードの使い方をしかも重くて使いにくく、高価なPCを机を並べた狭苦しい部屋で講義形式で行われているようです。 シンガポールのパソコン教室 まず、今やきっとエクセルやワードなどの超高機能で重いアプリは高齢者が学ぶべきアプリとは言えないでしょう。見ているだけでお気の毒になりますね。余程分布計算の複雑な資料を作成するとか、ピポット(これは僕も未だに使えない)で理数計算を自動化するとか、表や複雑な図形を駆使した難解な文書が要求される職場はもともと高齢者では無理ですね。 もっと自分がやりたいことを人に教えてもらわなくても触ってるうちに直感的にわかるアプリを紹介するとか、スマホのアプリをいっしょに野外活動をしながら活用するとか、高齢者でも得意な手作り料理をITでみんなで共有して生活に潤いを持つとかのアイデア等出ないもんでしょうかね? こういう事を考えていると、使いにくく高価なカーナビは必要ありませんし、テレビ電話方式でブログを使用して孫の教育ができるし、テニスを始める前に注文し終わった頃に数万円の売却益を手にすることができますね。 ACER CB3 更に僕は超高機能で、重くて、使いにくく(電源オンでちゃんと使えるまで安定するまで数分かかる)高価なWindowマシンやMacなどのPCも最近はほとんど使用する機会がありません。 このまえ書いたように、このブログを含めF/BやTwitt

沖縄市の「BIG大ちゃん」(B級)閉店

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沖縄県には本島に限らず老舗の大衆食堂が多く、その大抵は安くて上手くてそして大盛りなんですね。特に定食類はだまって刺し身がついてくる事が多くその刺し身の量も質もそれだけで刺し身定食が成立するほど半端ではありません。 昨日沖縄タイムズの電子版を何気なく見ていたら、次のような記事があって、 「 大盛ラーメンに手のひらサイズのチキンカツ、山盛チャーハン-。沖縄市美里の大衆食堂「中華ラーメン Big大ちゃん」が1月30日、閉店した。ボリュームある定食で30年間、市民の胃袋を満たし続けてきた老舗の閉店を惜しむ声が絶えない。(中部報道部・比嘉太一)」 このお店も僕は何度かお世話になりましたが、ご主人は三十年間フライパン片手に厨房に立ち続け、最後に作ったメニューがチキンカツで、手作りソースとの相性が抜群で、お客さんが美味しそうに食べている姿を見るのが何よりの生きがいだったそうです。しかし持病の腰痛には勝てず残念ながら三十年の幕をとじたそうです。 沖縄市というと、昔はゴザ市といい米軍の嘉手納飛行場があり随分賑やかだったそうです。嘉手納基地は今でも極東最大規模を誇る米空軍基地であって、かってはスペースシャトルの緊急着陸基地に指定されていたそうです。 その他、バスでのんびりと沖縄市を訪れる時にはお昼時になると寄るお店に「ミッキー」がありました。このお店はほとんど美人ママが一人でやってる大衆食堂で、ご多分に漏れず安くて、上手くて、そして量が多いこと。お店の中は大衆食堂に似合わずかわいい系の飾り付けがしてあって、女性のお客さんはひとりでも気軽に食べに入れる雰囲気です。 沖縄市「ミッキー」 たっぷり焼きそばに、ポークたまご、唐揚げに、サラダと味噌汁でたしか500円だったような。ママは僕が関西人とわかるとエビをサービスしてくれました。多分「定食たのんます」とひと言いっただけでお里がしれたわけです。暑いので甚兵着てるし。 さらにもう一軒、那覇市に大衆食堂の有名店があり肉そばを注文してびっくりした事がありました。港の近くで「波布」(はぶ)というちょっとかわった名前のお店ですがやはり大盛り過ぎて、定食なんか年配のご夫婦二人で一つを食べきれずに、お持ち帰りしてもらってるのを何度も目撃してますね。 その肉そばどうでしょう?はじめからスープがこぼれてるし。

インフルエンザからの回復時の食事(B級)

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インフルエンザA型は、インフルエンザの種類の中でも、最も流行性の高いインフルエンザウイルスだそうです。 インフルエンザウイルスは、A型・B型・C型の3種類があって、世界規模の大流行の場合はA型であるケースが大半です。 症状としては我が家の場合は、2月4日の土曜日に親戚集まっての飲み会が居酒屋であって、多分その時に感染が疑われ、6日の月曜日には40度近い高熱が出ました。初期において高熱を発症するのが特徴であり寒気や悪寒が初期段階で強く感じられたようです。 早速6日の月曜日のうちに医師の診断によってA型が確認され、即タミフルを処方7日の火曜日中には幸い大方高熱からは開放されたようです。 そこで、お粥ばかりでは面白く無いので今夜は体力の回復を図るために生姜たっぷりの参鶏湯(サムゲタン)を作ってあげました。参鶏湯は韓国風の鶏スープで枸杞の実や生姜、ニンニク、白ネギ、椎茸等をコトコトと煮込んで作りますが、何分B級のため圧力鍋を使用しました。 水800ccに対し、酒大4、塩小2、ごま油小1のスープ 手羽元5本、白ネギ1本、椎茸少々、米大4、生姜2かけ。ニンニク1かけ 上記食材を圧力釜でピンが上がるまで強火、その後10分弱火で 自然に圧力が下がるのを待ってから、味を確認しながら枸杞の実少々 さらに強火でピンが完全に上がるまで、その後15分弱火で 自然に圧力が下がったら出来上がり 軟骨まで食べられて、生姜とニンニクで体の芯まで暖まる一品です。 体が冷えると血行が悪くなり血液が滞ると癌の発生の要因になり、更に血圧が低下することにより酸素や栄養分の補給が悪くなり免疫物質の不活性要因から認知症をはじめ万病の元になると言われています。 知り合いの方が言ってましたが、温泉にゆっくりつかって体を温めることが逆に言うと万病に効くとされ、そして暖まった体でゆっくり寝て気楽にすることこそいつまでも健康でいる秘訣であるのでしょう。

これまた旨いおでん発見

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会社勤め時代から家族ぐるみでお付き合いのあった先輩も最近退社となったということでそれでも毎日忙しく過ごされている中で、お呼ばれがあったので早速ご自宅に伺い、B 級といったら叱られますが、これまた僕が推奨する透明の出汁のおでんを奥さんに作っていただき美味しく頂いてきました。ちょっとお皿に残ったおでんはおみやげにしていただきました。これは大陸では打包(dabao)といい少しも恥ずかしいことではないとされていますが、作った人のことを考えるときっと僕だったら悪い気はしませんね。 ひとりであれもこれも食べたいのにビールの飲み過ぎでお腹が膨れてしまい結局打包してもらって、でも店員さんは全然嫌な顔をするどころか、用意された容器に綺麗に包んでくれて、僕の顔をみてお箸まで入れてくれて、そしてそれを食べるのに二食分かかった記憶が何度でもあります。 特に北京ダックは半鸡といってひとりでは食べきれないので半分だけでも注文を受けてくれることを知らずに北京のおしゃれな王府井大街をひとりでレジ袋をブラブラさせてよく歩いたものです。 いやあ、卵の出汁の吸い加減から芋の柔らかさからすじ肉のとろけ具合からこれはひょっとしたら、と思いました。 僕はおでんの出汁は、水800ccに対し日高昆布小5枚、酒大2、鰹出汁大2、薄口醤油大2でいきますが、この奥さんは地元の有名店の出汁パックを使用し、後は酒少々、醤油少々と簡単ですよと、気軽におっしゃっていました。 でもしかしたぶん簡単にはおっしゃいますが、芋や大根の柔らかさや、すじ肉のトロトロは結構時間管理に気を使うはずです。 またご自宅のマンションは僕が生まれた山坂神社の目の前であって、とても懐かしくて環境も非常に良いところです。ぜひ僕も有名店の出汁パックを手に入れたいものです。 次回はこころばかりの僕の得意の焼売、酢豚をメインにした小吃特集を食べていただきましょう。きっと僕のバカな名刺と見比べて目を丸くされる事でしょう。

自家製豆花(B級)

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台湾には美味しいスイーツが数多くあるのはご存知の通りですが僕が好きなのは、マンゴーアイス、杏仁豆腐、仙草、そして豆花(touhua)などです。シンプルだけど、なんだかホッとなごめる素朴なヘルシースイーツな豆花。 冬はホットで夏は氷を入れたアイスで、と季節に合わせて楽しめるのもまた人気の秘密なのかもしれません。今日は自家製の豆花にこれまた自家製の黒蜜にフルーツを少し合わせてみました。 実は台南でしばらくゆっくりしていた頃、バスに乗って安平という古い街に遊びに行きました。以前安平の旅行記もアップしましたが、そこで有名なスイーツ安平豆花(ang ping touhua)に随分とはまったものです。台南は冬でも昼間はかき氷屋さんが営業していて、若い人はビーサンでぶらりとお店を訪れます。 台湾では結局、夏も冬も白くてほのかに甘いこのスイーツを好んで食べます。豆乳を固めてプリンのようにして人によっては週に何回も食べるほど台湾では定番のスイーツです。ほんのりと豆乳と砂糖水の甘みで甘すぎずあっさりしているので食べやすく、夏は氷を入れて冷やしたものを、冬は暖かくして食べるのが主流です。小さな屋台などでは一杯30元(120円ほど)と手頃な価格ながら、ボリュームもたっぷり。いろいろなトッピングを追加して楽しめます。最近は日本でも豆花を提供するお店が増えつつありますが、まだ大阪では見たことがあまりありません。