Cultural Appropriationとは?


まず下の画像を見てみて下さい。何か悪いイメージを感じるでしょうか?





ハリウッド女優のカーリー・クロスさんが日本人女性を扮して、日本の伝統的な風景の中に美しく溶け込んでいます。
僕には日本の女性にはない、また別の世界の女性の素晴らしさを感じます。特に力士と一緒にポーズをとっているのは「サザエさん」のコスプレではないでしょうか。なかなか日本人には考えつかない見事な構図だと思いますね。

しかしこの女優さんは、米メディアの多くから人種差別を指摘され結局謝罪に追い込まれたそうです。なぜ謝罪が必要なのか理解に苦しむところですが、いま米国民が飽き飽きしているものに、関西弁で言うと馬鹿丁寧というか糞面白くないものの代表格としてPC(Political Crrectness)が挙げられることは以前書きました。今回はその変形版としてPCに偽善性を加えバージョンアップした新たな概念がCA(Cultural Apptopriation)ということになります。

僕の語感で意訳すると「先進国の人が途上国の人まねをして馬鹿にすること」とでもいいましょうか、そのくせ中身までは問題でなくあくまで外見のみに限定している如何にもメディアが考えそうな薄っぺらで中身の無い「正しさ」をあらわしています。
どうせ(文化的に)途上国を揶揄するのであれば、長時間低賃金労働に加え残業代未払いの弁当屋や、韓国籍三世の活動家に煽られ国を貶める沖縄二紙や違法な天下りを見つけても逮捕出来ない法体系などなど枚挙に暇がないはずです。

沖縄というと、高江のヘリパットの「土人」発言も一時問題になりその本質を突いた大阪府の松井知事を批判するおかしな人ももう収まったようですが、あれもいわれたほうが「土人って何?」「それって宇宙人?」(これは明らかに土星人と間違えてる)との事で、言ったほうも沖縄の方を差別する意識もなくこれではいくらなんでもメディアが誘導しようとする差別事案は成立しませんね。

標準的な日本人男性の僕が見てカーリー・クロスさんの演出は綺麗だと思いますし、身の回りでも悪いイメージを女性から聞いたことがありませんね。これはひょっとして高江の「土人」と同じで、言われたほう(日本人)が何のことやらわからずましてや悪いイメージを持たないしやったほう(米国人)も差別の意識が無い以上、差別事案は成立しません。メディアの方もご自分の将来を危ぶむ気持ちはわかりますが多少は法律知識を持たれた方がよろしいのではないかと。

こんな事だと、トラ大統領にカーリーさんは「謝る必要なんかないよ」と優しく肩を抱いてもらって、次回の記者会見の際には「君のとこは嘘ニュース!選挙キャンペーン中にあることないこと書いてた奴と同じ奴じゃないか!」と吠えてもらうしかありませんなあ。ああ阿呆らし。

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