かき氷(B級)


僕はとても単純で気楽だけども何となくノスタルジックで安くて旨い、というのがB級グルメの定義としていますが、台湾の街角のどこにでもある果物屋さんには無茶苦茶魅力的なものがあり、暑い夏にはいちばん人気なのが何と言ってもかき氷でしょう。

また単なるB級グルメを食べるだけではなくって、できるだけ作っているおばちゃんの様子をよく観察して、例えば具の下準備やそれを投入する順番やタイミングなどを勉強しますしあわよくば料理のコツ、ポイントを聞き出します。そうして帰国して我が家のB級厨房でその味を再現してみることも楽しいです。
そういう意味で調理場が見えないレストランよりも夜市の屋台などは調理の様子がよく見えますし、却って食べてくれるお客の前で堂々と調理することは衛生面でも下手な妥協は許されないと思いますね。

まあ、日本も台湾も毎日耐え難いほどの酷暑なので今回は標題のとおり体がしゃっきとするかき氷を紹介しようと思いますが、写真の上の3品は台湾でのプロの作品、その次の3品は我が家での作品です。


台南市中正区

台南市玉井

台北市中山区

B級厨房

B級厨房

B級厨房


それでは、上から順に簡単に説明してゆきます。



  1. 贅沢にもマスクメロン1個を半分にぶち切って種の部分を丁寧にくり抜いたあと甘いビワ、ライチなどを詰め込みその上にイチゴミルク状態です。場所は台南市の国華街にある泰成水果店。280元
  2. 台湾のマンゴーの生産地である台南市の玉井でのマンゴーかき氷です。おまけにマンゴーシャーベットが乗ってますね。めちゃ可愛いお姉さんが一生懸命掻いてくれました。ちなみに練乳はかけ放題いの80元
  3. 台北市内の日本人向けの旅行ガイドブックにもよく出てますね。MRT淡水線の雙連駅から徒歩5分の人気店です。現地のお客さんももちろん多いけれど日本語のメニュも完備され、結構入れ替わり立ち替わりのお店冰讃の定番です。二個分のマンゴーがゴロゴロと惜しげもなくはいってます。120元
  4. これはB級厨房にて、マンゴー(フィリピン産)とビワのコラボです。手作り練乳で結構いけますが、台湾産のものとはやはり微妙に香りが異なりますね。
  5. これもB級厨房ですが、桃(福島産)と下部に黒蜜仕込みのふわふわごおりです。ほぼどこに出しても恥ずかしくない出来栄えです。
  6. 最後にスイカ、桃のコラボを楽しみます。季節の果物をと言うコンセプトからは次回はナシが入ります。
夏の日の午後、昼食も終え休日の三時頃になるとかき氷がどうしても食べたくなります。季節の果物と、ふわふわ氷。体がしゃっきとなりますね。おすすめです。

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