第三次安倍政権に望むこと


大阪地方が最高気温が38度になるとの予報が出ているため外出も出来ずましてやガラガラのテニスコートを予約して練習するわけにもゆかず空調の効いた中二階のお気に入りの部屋でゆっくり読書したりYouTubeを見たりするしかありませんのでミニブログの筆をとっています。

さて暑いので単刀直入に結論から先に話すと、とにかく第三次安倍政権のスタートはいろいろと大変なばかりでなくメディアや一部野党は「ありもしない謀反を密告して両班に成り上がり。。」(宮廷女官チャングムの誓い)5月3日の憲法記念日のビデオメッセージ以降情弱者中心の世論調査による支持率低下が派手に報じられ随分苦労しているのが現実です。
以前の中島みゆきのフレーズにこうありますね。「闘う君のうたを戦わない奴らが笑うだろう。冷たい水の中を昇ってゆけ」またご自身の著書の冒頭にも「戦わない政治家とはあなたの言うことは正しいと同調はするもののけっして批判の矢面に立とうとしない政治家」(美しい国へ)とあります。まさに憲法改正、自主憲法制定こそが結党以来の自民党の党是なのですが。





  1. 憲法改正による外交安全保障の見直しと遂行
  2. 上記と絡んだ拉致被害者の全員取り返し
  3. 岩盤規制の粉砕と利権の闇の解消
  4. 統治機構の再編と地方及び中央議会議員定数の削減
たくさん言ってもし切れないのでこの四点に絞りました。でもひょっとしたらどの項目も互いに連動し結局は現行憲法典が根源的な問題かも知れません。むしろやらなければならない事は現行憲法典から余計なものを取り除き、より良き民主主義への進化のため必要な事を付け足すことだとも極論してもいいぐらいです。
それでは順に解説してゆきます。

現行の憲法典の原案がGHQの数十人のメンバーで数週間で作られたことはバイデン前副大統領が先日コメントした事からも明らかであって、その主な狙いが高い民度を持った日本人の根源ともいえる皇室の弱体化と比類なき強さを誇った日本軍の解体にある事と言えるでしょう。

侵略戦争が出来ないことは当たり前として、陸海空軍その他の戦力は保持しないし国の交戦権は認めない事が、相手が国であればどんなに不当な事をされても一切手出しが出来ないし、自衛隊の存在自体が違憲だとされる議論がなされ、万一自衛隊員が国民を守るために敵を傷つければ刑事訴訟法と刑法で裁かれかねません。

拉致被害者を取り返しに行けない根本の原因のひとつが武力の不保持と交戦権の放棄にあることは明らかです。したがって外務省は何の権限も無い北の外交部と延々と話し合いを続け拉致当時22歳だった有本恵子さんが今年57歳になりました。もう日本語も忘れてしまったかも知れません。
僕は北の明確な国家犯罪に対しては外務省の交渉ではなく、防衛省の布告でもって対し、期限を切って取り返しに行けるように9条の改正をはかるべきだと考えます。
国家の主権を守るためには不当な行為に対しては断固として対処せねばなりません。国際紛争を回避するためにはある意味紛争が起きないような抑止力が必要です。その抑止力を米国のみに頼んでみても例えば尖閣列島で有事が起これば自衛隊が後方に下がった状態でトランプ大統領が米軍を動かす決裁をするとはとても思われません。

今回の文科省の問題をみていると役人の持つ巨大な許認可権が民間との利権構造のもとになり、また新たな東京都議会が二元代表制を骨抜きにし知事個人の野望のために利用され数百億円を浪費しているとしか残念がら思われません。自らブラックボックスを再構築し、新たな利権の闇がそこに出来ただけ、このような岩盤規制を官邸主導で打ち破る事が利権構造を崩し新たな構造改革のスタート台に立てる条件ですね。
もちろん東京都議会だけでなく、県議会や市議会の議員の仕事ぶりを見ていると政務活動費の不適切な私用や号泣会見を見るまでもなく、どうしても議員をやりたければボランティアでお願いしたいほどです。この議会と議員の多さも一種現行の憲法典に対するアレルギーなのかも知れません。

法哲学ゼミ・法学士

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