鹿児島県B級グルメの旅


今年のB級グルメ取材の締めくくりとして年末バタバタしてましたけれども、以前から再訪したいなあと思っていた鹿児島までまいりました。
鹿児島と言えば黒豚を始めとして有数のグルメ県と認識してましたので早速バスで空港からホテルに着くとリックをフロントに預けて天文館に行ってみました。

やはり黒豚のチャーシュウ入りのの鹿児島ラーメンはライバル店がひしめき合い事前に調べてましたお店に迷わず入ってきました。
黒豚チャーシュー麺迷わず注文しましたが。待つこと5,6分、出てきました。ぱっとみるとコテコテラーメンですがちょっこスープを味わってみると。何とも爽やかな味、麺そのものはちょっと硬めの噛みごたえのある感じ、もちろんスープまで全て飲み尽くしてしまい会計の際には作ってくれてるおばちゃんにウインクしてお礼をするとえらい喜んでくれました。

豚トロ本店、950円


その次は結構関西では有名なしろくまアイスの本店が近くにあるそうなのでグーグル・マップで検索してみます。しろくまの本店はここ鹿児島市の天文館にあって探し当てたのですがもちろんかき氷ですのでちょっと寒いので残念ながら店頭の撮影のみで失礼しました。ごめんなさい。

しろくま本店



更にホテルのチェックインまでちょっと時間あったので鹿児島では神様にまで崇められている島津斉彬をお祀りする照国神社に詣ることにいたしました。
鹿児島県と言えば歴史的な偉人を多く輩出し、西郷隆盛を始め大久保利通道や東郷平八郎など当時欧米の脅威から本気で日本のことを憂い、日本を守ってくれた方々を多く輩出しています。そしてその照国神社の向かいにあるのが城山でここが西郷さんが最後に切腹を行った場所となってます。
更にその近くには天祥院篤姫の銅像がある記念館や西郷さんの生家跡等歴史的な面影を残すスポットが多く点在しています。

城山公演から望む桜島


いろいろと考えてみると大東亜戦争時の特攻基地が地政学的な事情から多く鹿児島県に集中していた事や幕末の動乱の中、この国を列強の脅威から必死で守ってくれた薩摩の人たちに多く感謝しないといけないと思います。
そういう思いもあってレンタカーを借りて鹿屋の旧海軍基地跡の祈念館の帰り、結構遠かったけれどどうせなら知覧にある旧陸軍の祈念館と万世にも行ってみました。鹿屋はさすがにちょっと遠いですが見事な保存状態のゼロ戦が展示してありました。これは靖国神社の遊就館にあるのと同じ型式の機体ですごく綺麗で感動しました。今にも飛び立ちそうな機体ですね。

鹿屋の祈念館、許可を得て撮影


また万世の記念館では、1945年の中旬以降もう軍人はほとんどいなくなって、町の役所に務める公務員だとか、教師、市場の職人だとか挙げ句の果てにはあどけない少年までが祖国と愛する人を守るために、当時の日本の戦闘機は優秀でしたが、それでも時速300キロも出ず、鹿児島から沖縄近海まで飛んで行くのに3時間近くかかって、残りの燃料も少なく疲労困憊のなか巨大な米空母にベニヤ板のような戦闘機で特攻をかける様子を実感しまた彼らには当然遺骨がないので遺書がありましたがすばらしい文章、素晴らしい筆遣いで、自らの今の不勉強を恥じることとなりました。

万世特攻平和祈念館二階

最後にドナルド・トランプ米大統領の最近の演説からちょっと考えさせられるフレーズを残しておきます。


「戦争に勝つ準備ができていない国は、戦争を防ぐことのできない国です。

 歴史を誇ることのできない国は、未来に自信を持つことはできません。」


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