台北B級グルメの旅


台北市につくといつものようにぶらぶらと龍山寺のほうに出かけます。最大のパワースポットと呼ばれる龍山寺をお参りするのはもちろんですが周辺には華西街と言う結構奇抜な夜市が立っています。しかも単に屋台だけじゃなくってちゃんとしたお店もあって結構なディープな街ですがそれなりのローカルな料理を食べることができますし、昔懐かしいヘビ咬ましや伝統的な台湾料理である卤味(ルーウェイ)や鲁肉饭や豚足それに鸭血これは鴨の血を固めたものですが、僕はこの3種類を定食メニューとしてこの界隈に来ると注文することが多いです。
さて注文してから待つことしばし、おばちゃんが忙しそうに持ってきてくれましたスープの中にコチジャンのような薬味を溶かし深い風味を楽しみます。さらにあっさりとした鲁肉饭ですが八角の味が効いていて日本人には好き嫌いがあるでしょうが僕はとても好きです、お茶碗が小さいのでその気になれば三杯くらい食べれそうです。
さらにこの店の名物のピーナッツ入りの豚足料理ですが長時間煮込んだ豚足は骨からドロドロとしたコラーゲンたっぷりの肉が簡単に離れ食べやすくなっています。どれもこれもディープな味で何だかほんわか懐かしさを感じるような気さえします。もともと日帝時代があって、そのため懐かしい感じがするのでしょうか。



今回は現地の友人3人と待ち合わせをして、12月となって台北市内もようやく涼しくなってきたので、火鍋を食べに行くことにしました。台北の駅前は学生街とも言えるような雰囲気で若い人が多く、こういったお店でも食べ放&題飲み放題で一人当たり500円程度と信じられないような価格です。
紅白に別れた例の独特の鍋でコクのあるスープを楽しみながら、やれ牛肉だやれ豚足、羊肉だとさらに海鮮、野菜いやあ、食った食ったビールも4本ぐらい注文して最後はティラミスやハーゲンダッツだととても行き届いた店でした。
これで果たして利益が取れるんだろうかとこちらが心配になってくる位です。日曜日だったので予約を取りましたが結構な広さのお店だったのでまだまだ余裕がありそうな感じがしました。僕たちは2時間位久々の再会に大いに食べ、飲み、そして語り、それこそ大満足して冬空の中帰っていきました。
肉質もそう悪くはなく臭豆腐や鴨血もやはりあってなんというか台湾料理と中華料理のいいとこ取りといったような感じでした。でも残念ながらこの店はひとりで来るのはちょっと無理ですね




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