投稿

2016の投稿を表示しています

東芝などのあほな組織について(ぶち切れ)

イメージ
粉飾決算の問題から経営陣を殆ど入れ替えやっと少しはまともな方向へ向かったのかと思っていた矢先またあほらしい話が突然降って湧いてきて、ほんとに東芝には打つ手がありません。営業の現場であほな事が発生するのはある程度仕方がない事かも知れませんが、経理や経営部門でこのような状況は困ったものです。 東京電力福島原発の事故発生以降、原発ビジネスは一段とペイしない事業になってきたことは明らかなのに、儲かるヘルスケア事業等を売却し原発を事業の柱のひとつに据える経営感覚といい、地道な家電事業に於いても顧客をないがしろにする「クレーマーだっちゅうの」もその社風があらわれた記憶に新しい事案でしたね。先代か先々代か知りませんが社長などは、社内に抱える問題(死に至る病)をわかっていながら問題を先送りし自分の代だけは粉飾してでも体面を整えさらにはいかがわしい第三者委員会を金で雇って次に引き継いだ人が酷い目にあうという構図や若い社員を低賃金・長時間労働で使い潰し自分だけは死ぬまでに使いきれないほどの資産をため込む経営者は特に関東系の大企業に多いような気がします。 前者の代表が東芝であり他に、リクルート、日本マクドナルド、オリンパス、LIXILグループ、伊藤忠商事、シャープ、マツモトキヨシ、三菱自動車などが容易に思い浮かび、後者の代表は今ともに話題の電通やユニクロをはじめ、和民、サイゼリア、佐川急便、アマゾン、楽天、セブン&アイHD、ソフトバンクと枚挙にいとまがありません。特に孫さんあたりはトランプ次期米統領やプーチン大統領それにインドのモディ首相の間にしゃしゃり出て来てビジネス界の日本人代表みたいな顔をされると、本業の手口が半分騙しのような携帯事業で中学生たちからも月に1万円近くも巻き上げるなど社会にとってろくなことをやってないのに本当に迷惑な話であります。ちなみに孫さんの個人資産は2兆円以上だそうで、彼が90歳まで生きるとすると毎日1億8千万円以上使わないと無くなりません。そんなものだいいち猪瀬さんでもカバンに入りませんし重くて毎日持ち歩けませんね。 そして関東系というと、もちろん例外はあるでしょうが都議会などはあれは何のためにあるのでしょうか?とにかく規模に紛れ構造的に優位にあるだけで、経営感覚が全くといっていいほどない人たちが人の金だと思って何につけても大盤振る舞い

chrome book

イメージ
普段の日帰り旅行から、一週間程度のちょっとした旅行の際に外せないアプリを順に挙げるとすると、 Google map:これはカーナビ兼マンナビですね。事前に行きたい場所やお店などをチェックしておけば、徒歩で車で鉄道で最短のルートを教えてくれ、あとどれくらいかかるのかもわかりますね。特に優れているのは常にバージョンアップされてて地図上の変化から、ナビのわかり易さも感心するレベルです。将来レベル4の自動運転にも使われる精度だし。それともちろん海外でもOKです。 Memo:ふと思いついたことは歳を重ねるごとに残念ながらあっという間に忘れてしまいます。ネタが浮かんだ時に簡単でもいいから即音声入力しておいて後から尾ひれをつければいいですからね。 でもiPhoneを取り出しメモのアプリを立ち上げるまでに何をしようとしていたのかを忘れることもありますよ。ほんとに。 カメラ:言わずと知れたデジカメの代わりです。僕はいまiPhone6sのシムロックフリー版を使用してますが、画質や機能は文句のつけようがありませんし後からの レタッチ機能もすこし昔の数千円の有料アプリ以上 に簡単で満足度が高いですね。 Livester:世界中どこでも東京証券取引所が開いている時(時差に注意)は株式の売買が可能です。チャート分析からポートフォリオ管理、信用の買い差し、売り差しも当然夜中でも可能です。 Google検索:ちょっとした場所や歴史的な背景の知識を得たり、あらゆる疑問の手がかりに使えること言うまでもありません。 中日・日中辞書:結構高価なアプリで、中国語辞書のスタンダードとして長年の信頼を得ている小学館『中日辞典』『日中辞典』のiPhone版ですが、親字1万3500、語数10万、用例9万と他を圧倒する内容とボリュームを備えた『中日辞典』と、収録項目数9万、用例15万の日本最大・最詳の『日中辞典』の二つがセットになってて日々の学習はもちろんのこと現地での正確なコミュニケーションが必要な際のツールとして必須です。 KidlePaperwhite :以前はkindle本はタブレットで読んでいましたが、重い以上に目が疲れる、明るい戸外は苦手、長時間使うにはそれなりにバッテリーを食う、などから現在はPaperwiteを使ってます。200グラム程度の重さは重くもなく軽過ぎもなく極めて適当ですし

フグが食べたい(やはりB級)

イメージ
おしせまって来たというのにフグを食べたのはまだ今年は一度きり、何とか大鍋で和気あいあいとトラフグの大きいやつを熱燗で一杯やりながら楽しみたいところです.。一杯やるとしたら一杯一杯復一杯と(李白)の句が頭の中に思い浮かんで来ました。         山中與幽人對酌          兩人對酌山花開         一杯一杯復一杯         我醉欲眠卿且去         明朝有意抱琴來 しかしよく考えてみると、なぜ李白とフグなのでしょうね。李白は言うまでもなく盛唐の詩人で長安(今の陝西省西安)で当時の玄宗皇帝に仕えました。西安は大陸の内陸部に位置する古都でもちろん海などはありません。結構現地では海を見たことがない人も多いそうです。中国語では海のことを大海(dahai)といい単に海とは言いません。いかにも目の前に広がる大海原を見た人の感動さえあらわしている語だと思いませんか。 同じように月も、月亮(yueliang)といい単に月とは言いません。亮は美しく輝くものをあらわし、月が空に存在する不思議な有様がうまく表現出来ていると思います。 でも種明かしをすると、中国語には訓読みはありませんから海や月を一文字で音読みすると単にhaiとかyueになって当たる字が多すぎて訳わからん、ということになりかねないので一般名詞には二文字にしているのが多いものだと僕は思います。 話をもとに戻すと、フグで一杯やる事で李白の句を思い出すのは一体どういうつながりがあるのでしょうか? そこで更に考えてみると、同じようにフグのことは中国語で河豚(hetung)と言い川の意味が含まれています。今の漢語のもとが中原といわれる陝西省の東部で出来上がっていった事を考えると海の替わりに大河がその役割を果たしたのかも知れません。西安には海はありませんが渭河(weihe)という大河が郊外に流れています。昔はこの大河を超えてこれより西は都の外の地として化外の地に赴任する役人を見送るためにみんながここの畔で酒を酌み交わして別れを惜しんだものでした。 その詩が王維の有名な          送元二使安西           渭城朝雨潤輕塵          客舎青青柳色新          勧君更盡一杯酒          西出陽關無故人 とまた酒が出

代理戦争と宗派対立

イメージ
イエメン共和国は、第一次大戦後、オスマン・トルコ帝国から独立した北イエメンとイギリスの植民地だった南イエメンが1990年に統一され成立しましたが、1994年に旧南側勢力が再独立を求め、イエメン内戦が勃発。その後もサレハ大統領による軍事独裁政権のもと不安定な状況が続き、アルカイダの拠点になってしまいました。 2011年には「アラブの春」をきっかけに、国内で反政府運動が高まり、サレハ大統領が辞任。その後、副大統領だったハディ氏が暫定大統領に就任しましたが、その間にイスラム教シーア派の武装組織「フーシ派」がイエメン北部のサアダを占領し、勢力を拡大。そして、2014年9月にフーシ派が首都サヌアに侵攻し、2015年1月にはハディ暫定大統領が辞任して政権が崩壊。2月にはフーシ派が政権掌握を宣言しましたが、ハディ暫定大統領も辞意を撤回、フーシ派との対立を強めて現在は大変な内戦状態になり住人には多くの死傷者がでています。 このような国を分断する内乱状態は結局いつものパターンのイスラム教の宗派対立を煽る大国のエゴが引き起こしたものの典型例ですね。フーシ派は少数派のシーア派、政府側はスンニ派であり、ここでもイランと英米セットでのサウジとの代理戦争というのが実態でしょう。 しかし本音を言えばなぜイスラム教は宗派の違いを理由にこれほどいがみ合いひどい場合には殺しあうのでしょうか、もっと言えば紛争の本質が彼らにはなぜ見えないのでしょうか? あえて日本で言えば例えば真言宗と浄土宗が宗派の違いを理由に、お互いを憎みあい各々武装して殺しあう事がありますか。真言宗に保守系の勢力が結集し、浄土宗に和式リベラル系がついて、国を分断する悲劇が起こるでしょうか。 シリアも同様ここまでくれば、イスラム教とは一体何なのか、もっと言えば一神教をその中心に据える教義は何か間違っていませんか? 日本ではクリスマスが近づけばにわかクリスチャンが増え(ルミナリオとかいって有難がり)、身内に不幸があればにわか檀家になり(我が家が何教か親に尋ね)、お正月には神社に初詣に出かけ(パンパンと見事に柏手を打ち)、その各々が相手をけっして攻撃することもなくむしろ和気あいあいにお互いを尊重しているように僕には見えます。 一神教でない僕たちは、信心の深さが足りませんかね、それともいわゆる神仏

B級グルメの愉しみ・スイーツ編

イメージ
夏の夕方そよそよとやや涼しい風を感じる中、まだまだ夏の暑さが冷たいスイーツを一段と魅力ある息継ぎにし、歩き疲れた足の裏と熱のこもった体に再び元気を呼び戻してくれ素晴らしい時の流れを感じさせてくれるそんな氷菓を街角に簡単に見つけることができます。 综合水果冰 年末でさえ楽しめるスイカ、バナナそれに甘瓜にキウイにリンゴ。注文すると目の前で新鮮な果物を大きな包丁でぱんぱんと切ってあっという間に出来上がり、かなり大量ですがやや涼しい風を額に感じながらのんびりと味わい小一時間くらいゆっくりできますね。180元(約660円) なんともはや、のんびりしたお店を発見。これはたまらんので早速入店いたしました。お店の名前は冰乡(bingxian)つまり氷のふるさとという意味ですね。もちろん果物、シャーベット、かき氷もありますが、例の注文票の左上の原則から判断しますと看板メニューはどうも豆花のようです。 豆花は豆乳を固めてプリンのようにしたもので日本ではたべられませんね、それ自体はつよい味を感じませんのでふつうは黒蜜やタピオカ、あんこなどを添えて食べます。 八宝豆花 どうです、この面構え。豆花をベースにあんこ、小豆やピーナッツ等の数種類の豆類や白玉に黒蜜がかかったスイーツです。こちらもかなりの量があり地元の女の子たちは二人でシェアしたりしていました。もちろんさりげなくかき氷も埋め込まれていてどこからどんな味が攻めてくるのか、うわべだけ見ていてはわかりませんね。僕はこの豆花に黒蜜がかかったのがシンプルで好きなんですが、やはり甘いあんこや歯ごたえのいい白玉の魅力にもややくらくら来るところがあります。軽い中毒症状を発症しほとんど毎日食べに行きました。ただし開店は午後一時からですのでお間違えのないように。 40元(140円) 冷たいお茶ももちろん街角ではたいへんな人気です。極端にいうと数百メートルごとにお店があるほど充実していますし大型のチェーン店も僕がよく目にするブランドだけでも十数種類は下りませんね。そのなかでもやはり一番売れてるのは冷たいミルクティ類(牛奶红茶)ですかね、この紅茶にしてもちょっとした拘りがあり容器の大小はもちろんの事、氷の量(正常冰、少冰、微冰、去冰)があり、甘さに至っては1.正常甜、2.少糖、3.半糖、4.微糖、5.

B級グルメ店での注文のコツと対策

イメージ
特に安くなってる航空運賃や宿泊料金を見つけて海外にぶらっとB級グルメ旅行に出て最初戸惑うことは、興味があり食べてみたい料理をお目当てもしくはひょっこり見つけた際にお店や屋台でどうやって注文するのかわからん。。。混んでる時に迷惑かなと思う、ということですね。これはその国やその土地、お店のやり方によって違いますし、ネットや書物で調べてみようとしてもあまり詳しくはわかりませんよね。 そこで中華圏では大体同じパターンが見られますので、台湾を例にとって分かる範囲で今回ちょっこしご解説しようと思います。ただし何事にも例外はありますのでご注意下さいませ。 一番多いパターンですが、お店の壁に料理名と価格が書いてあり、食べてみたいのをお店の人もしくは作ってる人に直接口頭で注文するタイプです。これにはやや困ることが発生いたします。まず料理名が正確に発音できない、もっと以前に食べたい料理がどれだかわからん場合。「魚頭」?なにそれ?魚の頭、猫じゃああるまいし。しかもいつお金払うのかな? 次に多いのが、まずテーブルを確保してからテーブルの上にある注文票に食べたい料理の大盛り小盛り、数量とテーブル番号を記入してお店の人に手渡す方法。これでもどんな料理かはっきりわからんし、という問題が残ります。 最後は料理の写真と価格がのってるメニューがおいてある場合。これだったら問題は少ないですが、残念ながらB級グルメのお店やもしくは余程観光客目当て以外のお店には極めて少ないパターンですね。さらに料理の写真を指差してこれこれ、というのはちょっこし恥ずかしいですので何とか品名をがんばって発音してみて下さい。きちっと指差していれば速やかに正しい発音で復唱してくれます。一皿のときは一个(yige)、ふた皿だと两个(liangge)、一人前だと一份(yifen)、冷えたビール一本は一瓶冰镇的啤酒(yibing bingzhende pijiu)でいいと思います。 それではお店や屋台のパターン別に順番にコツと対策を解説いたします。 このパターンのお店はお店のテーブルで食べる場合を内用(neiyong)といい、お持ち帰りの場合を外帯(waitai)といいます。店内で食べたい時にはやはり料理の名前くらいは事前に調べておくか、しばらく様子を見て自分が食べたい料理を注文した人を指

B級グルメの愉しみ・田鰻(田ウナギ)編

イメージ
師走も半ばに近づき年末だと言うのに、ここ台南の朝はあたかも春の朝のような匂いに包まれています。朝早くから寺廟は門を開けそこに花を売るおばさんたちが集まり至るところにある寺廟からは線香の香りが街中に漂いとても心が落ち着きます。 昨日は飛行機の緊急着陸もあり、到着が6時間以上も遅れ 花園夜市 もかえって逆に大勢の人は帰り始めたのでゆっくりと見ることができました。 蚵仔煎(牡蠣いりオムレツ)の旨さに涙! やはり臭豆腐と蚵仔煎(オアジェン)は外せないので食べてみましたが台南独特の臭豆腐はかなり甘めの味付けがしてあり残念ながら僕の口には合いませんでした。 臭豆腐といえば毛沢東の大好物だったといわれています。ただし大陸で食べる臭豆腐と、台湾では別物のような気がします。先ず大体からして臭さのパワーがプロ野球と草野球の違い程あり、台湾のはとてもマイルドで食べやすくしてありますが僕にはやや物足りません。やはり大陸風の屋台の半径数十メートルに漂うあの何とも言えない異臭が(普通の日本人からして。。)たまりません、でも口に運ぶとかりっとした外皮、中味の豆腐のコクのある味、最後はまってしまいますね。台南のは特にマイルドかつ甘いたれがかかっていましたが、やはりこてこての白菜とニンニクの練り合わせが僕には正しい臭豆腐といえるようです。台北の夜市の屋台もそこそこでしたが四川省の成都で食べたのがもっとも強烈で印象的でした。 そうのこうので夜市ではけっこう遅くなりましたが、翌朝やはり5時過ぎにはお腹が空いて目が覚めボーっとしていると周りが明るくなり始めたので、適当に身の回りを整え いつものサバヒーのお店にいそいそと出かけて行くと、 お店の中からいつものお姉さんが「おかえりー!」と言って抱きつかんばかりのニコニコ顔で現れました。 相変わらず日本語はとてもこなれていてかつ聞き取りやすく文法も僕たちよりはよほどしっかりしているような感じがいたしますし、関西のおっさんよりはずっと品のある口調です。(僕との比較ですが)。そういえば昨夜の夜市でも紅茶を売るお姉さんは日本人と見ると素晴らしい笑顔できれいな日本語で話かけてくれますしそれに中国語で応対すると大はしゃぎしてましたね。でも本当は生まれも育ちも台湾の方は、正確な発音の中国語はかえって聞き取りにくいのは僕は知ってますが。

ロヒンギャ問題と沖縄

イメージ
ロヒンギャとは「かつてミャンマー西部に存在したアラカン王国に従者や傭兵として雇われ、また商人としてビルマ(現在のミャンマー)の間を頻繁に往来したため、その後バングラデシュ=ミャンマー国境に定住したムスリム(イスラーム教徒)がロヒンギャの始祖とされる。バングラデシュへ難民化したり、ミャンマーへ再帰還したりしたため、現在では居住地域が両国に跨っている。 2012年6月、ロヒンギャ・ムスリムとアラカン・仏教徒の大規模な衝突が起き、200人以上が殺害された。そのほとんどがロヒンギャであった。さらに13万~14万人のロヒンギャが住処を逐われ、政府は避難民キャンプに幽閉した。 2015年現在、膨大なロヒンギャの国外流出と難民化は留まるところを知らない。」(Wikipediaから引用) ロヒンギャの問題は NHKなどのメディアの論調はあたかも単に宗教間の対立のように報じられていますが実はそんな単純な構図などありえません。 歴史の経緯はとても複雑ですが、最も端的にその原因になっているのは、英国の植民地政策です。インドをはじめアジア諸国の多くを植民地化した当時の大英帝国はその統治の方法として少数民族としてのロヒンギャを利用して仏教徒であるアラカン人とイスラーム教徒であるロヒンギャの間の対立を煽り、植民地からの搾取の装置として利用したことにあります。もっと言うと国を分断し民族間の対立を煽りビルマを悲劇に陥れることで英国は甘い汁を吸っていたのでした。それが現在のロヒンギャ問題の本質です。 父を暗殺し祖国を悲劇に陥れた英国に忠誠を誓い英国人の夫(死没)をもったアウンサンスーチー氏は常にロヒンギャの問題には否定的な態度を取ることから軍事政権に代わって民主化に向かおうとするミャンマーの将来に本当の意味での自由と民主主義が根付くのかどうかは僕には疑問です。 更に国家の分断といえば、沖縄における琉球独立論が インチキ学者 や極めて特殊な 沖縄二紙 を中心に沖縄メディアの中で活発化しています。 中にはウチナーンチュ(沖縄県人)はソトナーンチュ(沖縄県以外の人)と民族として琉球民族と大和民族の違いがあるなどとする論調もまことしやかに広められたりして、ひどい場合には沖縄人に被差別意識を植え付け、琉球独立の根拠としているものまで見られます。この前の高江の「土人」問題はその象徴的な

「年金カット法案」の次は「カジノ法案」最後は「狂犬」ですか

イメージ
最近のメディア(主に地上波放送、四大新聞)による単なる煽りから始まり唯一の方向への世論の誘導を経由して最終的には国民の「同化」を計るレッテル貼りのプロセスにやや綻びが見え始めていませんか。 例えばこの前貼ったレッテルの「年金カット法案」においては現状の年金制度が賦課方式である事を理解している受給世代はどれくらいいるのでしょうか。マクロ経済スライドの考え方をキチット説明出来る人はどれくらいいるのでしょうか、年金の仕組みについては大して報道せずやれカットだやれ生活だと、その前にサステナビリティが崩れると子育て世代などの後の世代が一層困りませんか? もっと言うと、物価が上昇すればやがて賃金も上昇するのは現在の経済において常識なのですがそれまでの間万一受給者を支える現役世代の賃金が下がった時は年金を受け取る側にも我慢してもらうというのは極めて当たり前の話ですね。いや現役世代が我慢しても私たちは我慢できないという人は、良く仕組みを理解されたなら、そんな人はいないでしょう。 今、議論されてるのはIR(integrated resorts)法案であって鉄火場の話ばかりではありません。しかもIR議連が2010年4月にスタートされており、実質6年越しの案件なのに相も変わらずメディアはわずか数時間の審議とか強行採決だとして世論を誘導するため寝ぼけた事を言ってますね。 「IRはカジノのみならず、ホテル、劇場、パーク、ミュージアム、MICE施設などを一つの区域に含む統合施設です。 このMICEとは企業等の会議(Meeting)、企業等の行う報奨・研修旅行(Incentive Travel)、国際機関・団体、学会等が行う国際会議(Convention)、展示会、イベント(Exhibition/Event)の頭文字をとったものです。 IR施設全体のうち、カジノ部分は面積では5%未満に過ぎませんが、売上高では80%以上を稼ぎ出します。IRの収益メカニズムは、施設全体が集客し、カジノ部分が集中的に収益化、マネタイズする仕組みです。逆に言えば、カジノという強力な収益装置が存在するために、カジノ以外の施設(面積では95%以上)は、収支を必要以上に気にすることなく、十分にコストをかけて、最高のサービスの開発し、集客を拡大することだけに専念できます。」(東洋経済ONLINEよ

テニス練習試合中のマナー違反

テニス独自のルールにセルフジャッジがありますね。ほとんどのアマチュアの試合等はこのルールで運営されサーブのフォルトやショットのイン、アウトは原則的には相手側の最もボールに近いプレーヤーがジャッジし、判断が難しい場合には基本相手に有利なようにジャッジするだけにプレーヤー各自のフェアな精神はテニスのスポーツとしての面白味があるところです。 また、僕たちのようなシニアプレーヤーは相手を打ち負かすのではなく、時には相手が打ちやすい所にボールを運んであげたり、そもそも体調を整えたり体力を維持する目的があって楽しくみんながニコニコと遊べる事がとても大切なんですね。とととところが、 プレーが始まる前からして、 論外の マナー違反発見  ダブルスペアの番号を決める札引きの際の不自然な行為、その人は5回続けて1番を引いて知らん顔して(最初プレーは1・2/3・4の組み合わせと決まっているので)さっさとコートに立っている。仮に6人が一つのコートでプレーする際は5回続けて1が出る確率は1/7776。 プレーが始まってから、これまた 論外の マナー違反 ペアに何の声も掛ける事無く常に自分がサーブ権を当然の如く先に取る。 自分が打ったボールが微妙だった場合相手がイン、アウトをジャッジする前にイン!イン!と大声で叫んでプレッシャーをあたえアウトのジャッジをしづらくする。(ルール違反) 相手がボールを打った途端にアウト!アウト!と大声で叫んで、ボールがコートに着いてどう見てもインなので知らん顔でプレー続行。(ルール違反) サーブをするペアにボールを送る際ネットの方ををむいたままラケットでボールを後ろ手で転がす。 さらなるマナー違反 フレームショットやコードボールでポイントしていながら相手に詫びの動作をしない。 サーブする際滅多にカウントをコールしないことによりスコアが分からなくなることがしばしば発生し自分が不利っぽいときはフォアサイドに立ちサーティオールだと主張する。 自分が出ないときはベンチでどっかと腰を降ろし、ボールボウイしたことが無い。 最後のコート整備もできるだけ避ける。 相手が特に苦手とするコースに何度も早いボールを打ち込むのはマナー違反とは言えないまでも、しかしどうかと。。。 ああ~こんな人とはマジでテニスしたくないデス。

韓国よどこに行く

イメージ
毎週毎週、青瓦台の周辺には何処からか動員されたデモ隊が整然ととも見えるように集まり、とにかく朴槿恵氏の退陣を求めて相変わらず警察発表30万人なのに主催者発表120万人を繰り返していますね。 でもしかし本音のところ立件できるかどうかわからない収賄、職権乱用だとか、はっきりとしない機密漏洩事案等の嫌疑に対し、あれほどの大騒ぎになるのだろうか、とても疑問に感じます。確かに以前あったナッツリターンの件や、今回の崔順実氏やその娘の件を知った韓国国民のいわゆる「金のスプーン」をくわえて生まれてきた人への反感は理解できないことはありませんが、所詮デモの参加している人が仮に立場が変われば自分だってそうする、程度の話ではないでしょうかね。実際のところ韓国における民主化の本質とか民主主義がどうのとかいうにはかなり距離があるように僕には見えます。 もっと言えばその程度の事案やその程度の格差は、今世界で起きている取り返しのつかない問題、理不尽にも奪われてゆく命からみると果たして仮にも民主的に選ばれた国のトップをデモによって引きずり下ろし、その後逮捕し韓国の司法のあり様からいくときっと重罪判決によって見せしめの様な結果となるのは目に見えていますが、それはいったいどうなんでしょうね。 事の発端は吉田清治(故人)という人の出鱈目が韓国中を焚き付け、いわゆる従軍慰安婦問題を韓国の政権がコントロールできないほどの問題にし、国連人権委員会やクマラスワミ報告等に於いて 日本のインチキ弁護士 が我が国の立場を貶め、日韓関係をぐちゃぐちゃにしたのは日本人自らの責任でした。更に昨年末の日韓合意や今回支出した10億円でいくらなんでもこれ以上日本に借りが作れない事を知りながら、地政学上苦しい立場にある韓国を曲がりなりにも自由主義陣営に引き留めてきたのは他でもない朴槿恵政権だったのではないでしょうか。 政治的にも経済的にも窮地に立たされかってないピンチに追い込まれた韓国を昔のように日本が助けてあげる事はもはや不可能でしょうが、しかしこのままでは都合のいい立場に立つのは一体誰でしょうか?そういえば中谷前防衛大臣が、北朝鮮は今年に入って30回以上の弾道弾の発射を行ったが、10月以降この混乱が始まってからは一発も撃ってない、と言ってました。またTHAADの件やGSOMIAの件でも中国は不快感を隠し

孤独のひとり飯(B級)

イメージ
たまたま夕食を一人で取ることになったので、以前届いた1ダース入りの箱からワインを選び、ハンバーグナポリタンセットのほうれん草添えを簡単に作ってみました。 ほうれん草はこの前家庭菜園から貰って来たもの小一時間ほど水につけてからざるにあげ水気を切ってから使いました。 ハンバーグは10月に石垣島から買ってきた石垣牛ハンバーグを自然解凍し昼から準備。 パスタ80gに対し塩をひとつかみに水約3リッターで8分間茹でます。 パスタを茹でてる間にオリーブオイルでニンニクみじん切りを香りが立つまで炒めその上に玉ねぎ1/4とベーコン2枚雑切りを投入しいい感じに炒めます。 トマトケチャップ大さじ4さらにウスターソース小さじと1薄口醤油小さじ1とを合わせたものを絡めてゆきます。 「ウスター醤油」を使用することで、B級らしい学生街にあるキッチンの味になってゆきますね。 茹で上がったパスタを絡め最後にほうれん草を投入ししんなりするまで炒めます。ほんの数秒、炒めすぎないように。 塩コショウで味を整え完成です。 粉チーズをお好みで。 さて、僕の好きな「孤独のグルメ」はおっさんがただひとりでご飯を食べているだけの短いドラマなのですが、妙にハマるんですよね。始まる前に次のようなナレーションが、 「時間や社会にとらわれず、幸福に空腹を満たすとき束の間彼は自分勝手になり自由になる。誰にも邪魔されず気を使わずものを食べるという孤高の行為、この行為こそが現代人に平等に与えられた最高の癒しといえるのである。」 食べる事にめちゃくちゃ興味があって、そのために国の内外を問わず街をふらつき、時間や社会にとらわれていないのはまさに僕といっしょです。例えば台湾の夜市や北京の小吃、新世界のカウンターであまりの旨さに泣きながら食べたあの味が自分の厨房で再現出来たら、というのがB級グルメ評論家の出発点になっています。まだまだ道のりは遠いですけどね。

過去の頭では捉えきれない現実

今回の米大統領選での大方の見方に反してのトランプ氏の当選がいろんな分野に影響を与えつつあります。事前の多くの 評論家やアナリストの予想は米国も日本も ほとんど同じであり、もしトランプ氏が 大統領選を制すると激しいドル売りやまた株式市場の大混乱、さらに日本のメディアにおいては 1ドルが100円を切ってくるなどの観測が誠しやかに報じられていましたね。 確かにトランプ氏が優勢と伝えられた時には場中だった日経平均株価は大きく下げましたが、翌日には一転反発し、更に猛烈なスピードで円安に振れて参りました。ダウは史上最高値を連日更新し、日経平均もザラバで年初来高値をクリアしました。 それに伴いおそらく第3クオーターの企業業績は特に輸出企業を中心として為替レートを百数円台で読み直しているので、このままいくとすると最終クオーターには大幅な利益見込みの上振れが予想できます。またGPIFにおける株式運用比率の是非が一時極めて短い期間を見て問題視されましたが、第3クオーター以降これも大きく改善されるはずですね。 もちろんプラス面だけではなく、おそらく日本に取って有利だと考えられたTPP締結の見通しが立たなくなったことや、防衛および安全保障の問題、米ソの接近が考えられることに対しての我が国の地政学的問題などこちらの方もいろいろ考えてみると枚挙にいとまがないように思われます。さらに米国においてはドル高をどこまで容認するのか、中東政策や中国の拡張政策へのスタンスはどうなるのか、を始め全く分からない方面も更に枚挙にいとまがありません。 しかしただ一つはっきりしたことは、メディアの役割や存在が大きな転換点を迎えていることでしょう。過去のようにメディアの見解やモノの見方に多くの人が大きな影響を受けそれらがメインストリームになってゆく時代は、今までは「過激」や「暴論」とか「xx劇場」のレッテルを張られ葬り去られた方向にとって代わられるのではないでしょうか。 そのとき大きな役割を果たすのがおそらくソーシャルネットワークやコミュニケーションツール等の個人発のメディアであって、決してマスメディアではないかも知れませんね。つまり新しい時代は、自分の目や足で現実を捉え、自分の頭で考え判断ができる事が求められる時代なのでしょう。

最近の音声入力方式について

イメージ
直接アプリに音声入力しますと、やはり誤動作が多くなるというのは致し方ない事でWindows10が一旦メモ帳に音声入力した結果をコピー&ベースしてアプリに張り付ける方式を採っている事が結果的に誤動作が少なく、効率的かもしれません。 ただし Windows10の音声認識能力は、残念ながらこいつ喧嘩売ってんのかと思うほど低くとてもAppleやGoogleの比ではありません。 そういった意味から Windowsは OSとしての安定性、ユーザーインターフェイスの重視を目指していることが感じられますが、Googleなどは取っ付きやすいユーザーインターフェイスは当然のこととして、自然にアプリが使う人になじんでくるようにさえ思えるほどそのレベルは時々ではなくほぼ毎日アップグレードしているように感じられます。 これはおそらく WindowsがPCからスタートしじっくり時間をかけたOSであり、iOSやAndoroid系がスマートフォンからスタートし走りながら手直しし続けたそれであることに関係していると思います。 もっと言えば、パソコン教室などは今でもショッピングセンターなどでやってますが、スマートフォン教室などというものは、これはほとんど誰でも触っていると勝手に使えるようになるのでそんなものは存在しませんね。 その上AppleやGoogleのほぼ無料のアプリがレベルの低いものかといえば、むしろ結構ブラッシュアップされていてしかもクラウド技術によってアプリ間の連携がスムースで使えば使うほど奥深さと洗練さを感じます。 多言語に素早く対応し正確に理解できることがスマホ系の肝でありその反対にややお高くとまっているOSであるWindowsはどうしても周回遅れでついていっているというのが、実情でほとんど勝負がつきかけているのではないでしょうか。 あと数年もすると、随分お世話になったPCはどんな形になってゆくのでしょう。多分スマホのほうは僕の声を聴いて日本語を 必要に応じて多言語に同時通訳してくれて、行きたいところや食べたいものを事前に調べ空いてる時間を調べて予約してくれて、財産を最も有利に投資してくれて口座の残高を増やしてくれて、そして車に乗り込むといつもの声で行きたいところに安全に、最も短時間で責任をもって連れて行ってくれる有能な秘書になっているはずですね。そ

永平寺と越前がに

イメージ
永平寺は今から約 770年前の寛元二年(1244年)道元禅師によって開かれた座禅修行の道場です。境内は三方を山に囲まれた深山幽谷の地に大小70余りの建物が並んでいます 。 永平寺を開かれた道元禅師は正治二年(1200年)京都に生まれ、14歳のとき比叡山で出家し、24歳の時中国にわたり、天童山の浄土禅師について厳しい修行をされて、お釈迦様から伝わった「座禅」という正しい仏の教えを受け継がれて日本に帰られました。 はじめ京都に道場を作りましたが、寛元元年(1243年)波多野義重公の要請もあり越前の国(福井県)に移られ永平寺を開かれたのです。 現在は曹洞宗の大本山として、僧侶の育成と檀信徒の信仰の源となっています。 (お寺のパンフレットから抜粋) 道元禅師が渡った当時の大陸は南宋末期であり、中国人なら誰でも知っている「尽誠報国」の英雄岳飛(yuehei)も没して百年以上たち再びモンゴル人の元との戦争が勃発した頃で、時代の栄華は見る影もなかったことでしょう。それに比べ唐代の最も文化が花開いた時期に空海が長安(現在の西安)の青龍寺で修行し帰国の後真言宗を拓いた頃と比べてとても厳しい時代であったことが空想できますね。 実は母から聞いていましたが、曹洞宗は柿木家の信仰する宗派であり一昨年父が亡くなり一度この永平寺にお参りをしたいとのことでしたので、妹夫婦とともに訪れる事となりました。 主な建物である、説法や各種法要が行われる法堂(はっとう)、釈迦牟尼仏が祀られている仏殿、修行僧の道場である僧堂、食事や来客の接待の間である大庫院、見事な絵天井大広間の傘松閣などが廊下でつながっている伽藍配置は初めて見たものですから、少々興奮気味にお参りをいたしました。 ただ、年末が迫っていることもあってか訪れる観光客は京都と比べ随分少なく、美しい紅葉のなかゆっくりと拝観することが出来たように思いました。 さて車を留めさせてもらったお土産店で羽二重餅や吟醸酒を買い、いい時間になってきましたがお昼は名物のおろしそばで手早く済ませてお目当ての越前海岸に向かって車をとばしました。越前がには11月の初旬に解禁となっていますので、きっと浜上げされ大釜で茹でたての新鮮なものが手に入るはずです。 結果は閉店間際(4時頃かな。。)に滑り込んで、B級と言ったら失礼な立派な

今朝の騒ぎで考えたこと

イメージ
 朝6時前に目がさめていつものように ベッドの中で、CME(シカゴ株式先物)とドル円を確認しようとNexus7をオンにしてしばらく眺めているとニューヨークのドル円はみるみる円高に振れ、CMEも、これもみるみる下落してゆくので何かあったのかと思っていましたが、朝食を作ろうと一階に降りてNHKを見ると福島県沖でマグニチュード7以上の大きな地震があり津波警報が発令されていました。今回は「つなみ!にげて!」とか画面に表示され、「命を守るためにすぐに逃げてください、津波はもうそこまで来てます!」とアナウンサーがやや興奮気味に報じ大騒ぎになっていました。 NYは日本時間の朝6:00に終わったためさほど混乱はなかったようですしドル円もしばらくして落ち着きを取り戻して昨夜のレベルまで戻っていったようですが、おそらく海外市場は再び東日本大震災に匹敵するような災害が日本で起こったのかと思い、軽くパニックったようでした。しかしその後の状況を冷静にみるとほとんど被害のなさそうな事から何事もなかったように落ち着きを取り戻したのでしょう。 直接怪我をされた方やその他の被害がほとんどなかったことは大変よかったとは思いますが、しかしもう少し的確で正確な予報ができないものかと常々思います。東北地方での早朝から寒い中避難指示が出てお年寄りなどは大変な思いをされたのではないでしょうか。 しかも到達予想時刻をとっくに過ぎているのにいまだに津波予想3メーターとか表示して実際は90センチ、この誤算はいったいどういったことでしょうか。要するに気象庁は天気予報と同じではっきりしたことは何もわからないということですね。以前御嶽山の噴火の事でもこのブログに書いたように、多くの人に影響を及ぼすことについてはもう少し精度の高い情報を出せるように常々真剣に努力すべきであり、もっと言えばわからない事を分かったように言うのはかえって危険ではないでしょうか。 専門家と僕らのような素人との違いは、もちろん経験や学識にあるでしょうけれども橋下徹前大阪市長が言うように、テレビのコメンテーター(小銭稼ぎですか)や、謎の専門家、実務を知らない大学教授などは専門家と申しません。すなわち言ったら言いぱなし、何の責任もない。こんな人たちはただ同じ思いの人たちが集まった井戸端会議メンバーであって、気楽なものですね。 し

「和式リベラル」と「米式リベラル」

イメージ
安倍晋三首相は 以前のご自身の著書 の中で『「リベラル」いう言葉は、ヨーロッパとアメリカでは受け取り方が大きく違う。ヨーロッパでは王権に対して、市民が血を流しながら自由の権利を獲得し、民主主義の制度を作り上げてきた歴史を持つことから同じ「リベラル」でも他者の介入を許さないという「個人主義」に近い意味合いで使われる。 これに対して、アメリカにおける「リベラル」は社会的平等や公正の実現には政府が積極的に介入すべきであると考える、いわゆる「大きな政府」を支持する立場だ。』との見解を述べています。 提供:内閣広報室 その上で、いわゆる「和式リベラル」は日本の全ての大手メディアに見られるような、インテリ風で正しくてかっこいいようなイメージがありますね。実は僕も高校生の時にはこれにコロッとやられて、「学徒不戦の集い」のようなものに参加したりして、文化祭では米空母エンタープライズの大きな模型を段ボールでこしらえて最後は火をつけて石川に流したりしていました。16歳の純粋な僕がコロッとやられたのは、本田勝一氏の「中国の旅」や「南京への道」あるいは奥崎謙三氏の「ヤマザキ、天皇を撃て」や堀田善衛氏の「方丈記私記」、フランクルの「夜と霧」等の数々の読書と日教組の教員でありました。これにやられると懸命にスポーツに打ち込む友人がまるで問題意識の欠落した間抜けのように見えてくるという症状が出始め、最終的には反体制でなければバカ扱いという考え方に発展し自分の考えはすべて正しくて人の意見はレベルが低くて聞く必要がない、という態度になってきますね。 幸い僕はみっちり受験勉強をしているうちにこの病状から徐々に回復し始め、学生時代には色んな友人と出会ったり、アルバイトのリーダー的存在になったりして社会の中で生きてゆく勉強をさせてもらい、頂いたバイト代や賞金で長い旅行に出たりいい本に出会ったりして、完全に「和式リベラル」から決別が出来ました。閑話休題。 今回の米国次期大統領に決まったドナルドトランプ氏に選挙期間中、痛烈なバッシングを浴びせたワシントンポストやニューヨークタイムズは彼の違法でも無い税金対策をあたかも巨悪のように報じ、イスラム教徒やベテランズ(退役軍人)を担ぎ出しての言いがかりを過剰に飾り付け、挙句の果てにはトランプ氏にセクシャルハラスメントを受けたと自己申告する女性まで登場さ

「孤独のグルメ」取材元の永楽市場の鶏肉飯(B級)

イメージ
台北駅から北に歩いて20分くらい、淡水沿いの迪化街(duhuajie)は伝統的な高級食材や漢方薬等の卸街です。僕は台北に滞在することがあればお土産は必ここで買いますね。 かつて、淡水河が運河として使用されていた時代の、大陸との貿易の拠点。龍山寺のある艋舺とともに、港として発展した街でした。 土砂の堆積により、淡水河が運河として機能しなくなってからも、問屋街として人々の生活に欠かせない街。旧正月前は正月用品が並び、地元の買い物客でかなり賑わいます。 迪化街の北側及び南側は、それぞれMRTの雙連駅と中山駅から、歩いてゆける距離。MRT中山駅から歩くと、ロータリーとなっている圓環廣場や、寧夏路夜市の入り口を通ります。西へおよそ15分歩くと、迪化街の南端へたどり着くことができます。 今回も、頼まれもののからすみを十数個買おうと台南から着いたその足で早速向かいました。いつものお店に入ろうとすると、僕の顔を覚えてくれてるお姉さまがにこにこして出迎えてくれました。このお店のからすみは大変品質がよく、国産のものに比べあまり塩辛くなく脂も乗っていて保存状態もよく、大体賞味期限も一年以上先の日付が刻印してあるくらい新鮮なものばかりです。 とはいうものの、国産のからすみ非常に高価なため手が出ない、というのが正直なところですが前回のグログでも書いたように、台南の安平老街あたりでは無造作に厚切りしたからすみを火であぶったものをお酒のお供として300元(日本円で1000円)くらいで3、4切れ出すお店もありますね。 これほど整然と海鮮の高級食材が並べられ、独特の雰囲気、漢方の匂いが漂い、ひとつひとつの商品を眺めているだけで、体が澄んでくるような気がします。 もちろんこのようなA級グルメ食材は僕には無縁ですが、一度何を思ったか随分以前台北の高級レストランでひとりで4000元もするコースを頼んだことがありました。それはそれは、伊勢海老(龙虾)から鮑(鲍鱼)にふかひれ(鱼翅)これはスープではありませんよ。そのものです。 そして、ばかな僕はお姉さまのお誘いにのって、ばかが、調子にのって紹興酒(绍兴酒)を薬缶いっぱいしこたま飲んで、ふらふらと帰りの夜道でひっくり返り気分が悪くなって、どぶの中に食べたものをもったいなくも全部吐いてしまったものでした。やはり

寺廟ナイトツアーと木瓜牛乳

イメージ
僕が宿をとったここ台南の神農街周辺はおそらく台湾でも最古の寺廟が至るところにあるベストポジションで、夜ゆっくりまわってみると風の匂い、時間の流れが何だか懐かしい感じがいたします。 近道よりも遠回り、理屈よりも情緒、明快なものよりも混沌としたもの、合理性よりも非合理性、スピードよりも緩慢、貯蓄よりも消費、 ここ台南で ぼんやりしていると そんなことをふと 思い至りました。 ちょっと飛躍してるかも知れませんが、暴言とか過激とかのレッテルは一部のestablishが作り上げたものという考え方を比大統領や米新大統領のトランプさんを例にあげて先月ブログに書きました。つまり不法な移民が合法的な移民を厳しい立場に追い込んでいる事は事実だし、麻薬のために子供をさらい、地元の警察も抱き込んで臓器売買という現実を一刻も放置しておけないことは理解できますね。メディアから完全に離れて、今起きてるパラダイムの変化を考えるいい機会になったような気がいたします。 一夜明けで次の日は台南市の最も西の端の街に行ってみました。台湾の歴史は17世紀初頭のオランダ統治時代ここ安平(anping)から始まりそれ以前は先史時代になり歴史がありません。 日本で言えば徳川三代将軍家光あたりの頃にあたりますね。したがって台湾では江戸時代から歴史がはじまったようなものですが、当然国家にあたる国の概念などはなく19世紀後半までは外国の勢力からの統治というか先住民がバラバラにされて支配されていた訳ですね。 20世紀を目前として 下関条約で 清国から台湾を譲り受けた日本は自らの弟のようにして、言葉や文字を教え、鉄道を敷き、農業を教え、ダムを建設し、きれいな水を飲める上水道を敷き、 風土病を根絶し、学校を作り、自国の事は 後回しにし 現在の台北市に帝国大学を敷設しました。 今でも台湾の小学校の教科書には後藤新平や八田與一の功績が紹介されているそうです。 日本人に対しある意味尊敬のような念を今でも持っている台湾人の方が少なくないのはそのためです。 さて、お昼ご飯は有名な周氏蝦巻。中はプリプリの海老と葱、外はえびせんのようにパリパリ! 観光客だけでなく現地の人たちももここを訪れれば誰もが必ず一度は口にする名品です。 今では台北市内の三越などの有名デパートでも販売して いて 僕も

魚肚鹹粥(B級)と四声

イメージ
このお店はまだ暗い五時頃からやっていて虱目鱼(ximuyu)というサワラに似た魚の粥がうりものです。朝獲れた虱目鱼を午前中で売り切るそうで、魚がなくなれば即閉店となります。脂がのっていて、小骨も丁寧に取り除いてあり魚好きにはちょっと中毒症状に罹ります。ちなみに現地台南では虱目鱼はサバヒーと発音いたします。 魚肚(yudu)とは魚の脂の乗った肚の部分を指します。また鹹粥(xianzhou)は文字通り塩味のかゆですが、やはり虱目鱼を小さく削った身と牡蠣それに細かく刻んだ韮を浮かべています。 結構大椀で、魚好きで、旅行好きで、お腹が空いて目が覚めるような僕にはピッタリのお店です。お店の方も実に台南人らしく人なつっこくて僕が三日続けて軽い中毒症状を発症し早朝から顔を出すので、気になっていたそうです。 特に早朝、まだお客が少ない時には表で口頭注文して、テーブルに着席して待ち、お姉さまが持ってきてくれた時に150元(日本円で500円くらい)出しますが、「日本の方ですか?」ほらきた、日本語ができる台湾の方は若い人は珍しいのですが、「ええ、わかります?」と返すと「なんとなく」すばらしい!こんな言葉を知ってるなんて、ということでしばらくお姉さまと会話が続きます。 僕も見栄をはって中国語、お姉さまは日本語とネジレ会話ですね。 さて中国語は声調言語であって、 声調(四つプラス軽声があります) の違いによって同じ音でも当たる漢字が違うと言う事。 したがって声調と文脈によって当たる字が違うと当然意味や内容が違う事になります。 音はピンインで表され、声調は数字や声調記号で表されます。したがって日本人が中国語を話す時は単語に完全に慣れるまでは頭の中で声調をいったん確認するためワンテンポ遅れてしまうことになりますね。 例えばお姉さまとの会話で、唐の詩人李白の話題に話が流れて行き声調を間違えて全然分かってもらえない。音は両者ともlibaiなんですが声調は李白は3、3ですが礼拝は4、4なんですね。いわば上げ上げ、で発音すべきを下げ下げですからだめですね。 更に中国大陸には56の民族が入り乱れ、単語自体も標準語(putonghua)と北京語(beijinghua)は相当違います。頻出の言葉では「OK」は標準語では好(hao

あるものを活用し最高のパフォーマンスを

イメージ
秋鮭とかぼちゃの味噌クリーム鍋を作ってみました。 生鮭の切り身二切れ・・一部はネコに食われました えのき、舞茸、かぼちゃ、大根、人参 あるだけ ねぎ、白菜、豆腐、鶏もも肉、あるだけ 出汁汁 5カップ・・利尻昆布で3時間以上 味噌 大6 生クリーム 1カップ スープは濃厚な味わい、油の乗った秋鮭が旨味を出していますね、つまりいろんな野菜からのエキスがまさに秋の収穫の有り難さを感じさせ、肥えた鶏肉と油の乗った秋鮭が晩秋の訪れと多種多様な日本の文化に根付いた食の楽しみを感じさせてくれています。 実は、恥ずかしながら購入したのは鮭の切り身と生クリームだけ(合計665円)後は冷蔵庫の野菜室等をひっかき回してあるものを活用しこの献立を考えてみました。多分銀座の吉兆なんぞで季節のクリーム鍋をたのめばおそらく数万円に、もちろんサイドメニューやきれいなお姉さまたちのご接待もあるでしょうが、B級グルメ評論家の僕には鍋以外はさほど問題ではありません。 ここで食いながらふと思いついたんですが今東京、で2020年のオリパラの開催費用の爆発的膨張が話題になってますね。ここで、東京と特に強調したのはこれがもし大阪や他の都市でだったら、このようなあほな事態が発生したでしょうか? 七千数億円で見積もった当初予算が、多少その他の経費を乗せたとしても三兆円を超える見込みが今になって問題になってくるでしょうか? 2025年の大阪万博は松井さんが知恵を絞り尽くして、開催経費は二千億円強しかも開催期間が半年近くあって、収入と経済効果を合わせまさに数兆円。(IR構想も含む)しかも先日バスの窓から見ましたが、咲州会場は一番お金のかかる用地は既にあるものを使うのに対しオリパラはせいぜい数週間であまり公表されてませんが、経済効果をいれても、間違いなく大赤字でしょうね。そのシワ寄せは都民にとはいってますが、実態は一極集中する東京にかってに集まってきた大企業の本社が納める法人税からの垂れ流しとなるのは明白です。 小池さんは主婦の目線から一生懸命抵抗してますが、メディアの論調を見てますとそろそろ、小保方さんの時もそうでしたがいつもの「持ち上げておいて落とし入れる」二度儲ける方向性が出始めています。豊洲の問題でも利権関係者にめちゃくちゃ恨みをかってますし、ましてやオリパ

ドゥテルテ大統領と放送法

イメージ
ドナルド・トランプ共和党大統領候補やフィリピンのドゥテルテ大統領の言動等を形容するのに「過激」とか「暴言」をあたかも決まり文句のように使用する安易なレッテルは、「梅にうぐいす、松に鶴、朝吉に清次」のようなもので、しかも新聞、テレビ等殆ど全てのメディアは同じジャジを下し同じ言い回しをしますね。 またある事件が起こったり有名人の発言が世間に公表された際しばし時を置いて断が下り、その後一斉に同じ方向へ論調が向かってゆきます。 これらの断を下す人は一体誰なんでしょう? 前回の参議院選挙は初めて18歳以上に選挙権が与られ話題になりましたが、共同通信社によると与党自民党への投票率は10代が40.0%、20代が43.2%、30代が40.9%だったそうです。つまりいわゆる若者・子育て世代は現在の安倍政権を支持している人がダントツに多かったという事を現していますね。 今の若者・子育て世代は、バブルが崩壊した1990年頃から賃金は上がるどころか、下降トレンドが続きおそらくOECD諸国の中でも最低レベルであり、将来の年金受給における所得代替率は現在の受給者の半分以下なのではないでしょうか?にもかかわらずこの世代の安倍政権の支持率がダントツなのは一体どうしてなのでしょう? 僕の子どもたち(といってももう家族を持って独立してますが)や孫(といっても来年高校受験ですが)をよく見ていると若い世代に共通しているある事に気付きます。 それは、新聞やテレビなどは殆ど見ないということです。さっき僕が感じていた事、すなわち同じ方向に向かう論調や断を下す人にようやくというか、流石に不信感を持ち始めてきているのではないかな? そしてたった主要4紙、地上放送6局程度しかない既存のメディアがつまらないから、見ないというかアホらしくて見てられないのでしょうね。 トランプ候補やドゥテルテ大統領が必ず過激であって、暴言を吐き、「土人」と捨て台詞をした大阪府警の警官に集中砲火を浴びせ処分させ、安全保障関連法を戦争法といったり、年金の世代間の不公平を減らしサステナビリティを向上させる法案を年金カット法案といってみたり、国の借金は1000兆円を超え国民一人あたりの借金は800万円以上と不安を煽ったり、これ以上日銀が国債を買うと日本国債の信任がなくなり金利が急上昇するという謎の専門家を登場させたり

八重山そば

イメージ
石垣島に行くには関空発7時40分に乗る必要があるため大体6時前の光明池からのリムジンバスに乗ります。空いてます。 南ぬ島新石垣空港に11時前に到着すると、先ず市内方面行のバスを探しのんびりと滞在期間中お世話になるホテルに向かいますが、30分もかからないうちに着いてしまいますので僕はリックを預け(僕の顔を見るなりカキさんいらっしゃい、とフロントの女性、いつも212号室を押さえてくれてます)自転車を貸してもらって昼ごはんに直行。のりば食堂。 話し好きのあ姉さんが、きれいな瞳を輝かせて迎えてくれます。 ここのお膳の前に胡座をかきぼんやりとしていると、レトロ感というか何と言うか小さかった頃の記憶が甦るようです。 古い佇まいですけどとても綺麗にしてあってお店の人の人柄までがしのばれる感じがします。僕がうんと小さかった頃家にはこんな感じの居間に白黒の人懐っこいねこがいて、真っ白い割烹着を着たお手伝いさんがいたような微かな記憶が残っています。 のりば食堂にはそばを中心にいろんな名物メニューがありますが、僕は必ずそば定食を頼みます。(カツカレーそばも絶品) 沖縄地方の食堂で定食を頼むと、刺し身がついてる事が多いのですがそれが結構なクオリティなんですね、「カキさん、今日はカジキとイラブチャよ!」 炊き込みご飯の事を沖縄ではジューシー(雑炊)といいますがそのジューシーには硬いもの(クファジューシー)と柔らかいもの(ヤファラジューシー)があります。 碗に大盛りになっているのはクファジューシーですが、ここの味付けは醤油味だけではなく、もう少し複雑な味わいが感じられます。 具も多く、しっかりしてるし程よく脂が乗っています。複雑な味わいの源泉はカツオと豚の合わせ出汁だそうですが、かっては炊きあがり寸前に豚のラードを垂らしていたそうです。まさにB級グルメの極地!素晴らしい!何と美味。 そういえば台湾の田んぼで働く農家飯では豚のラードに醤油をぶっかけただけの白ご飯というのがありました。 ただしここ八重山の文化では、ジューシーは神様を西方から(ニライカナイ)からお迎えする際にお供え物ともなりますので、僕のような単純な感覚を持っていたら不謹慎なことかも知れませんね。 小さく切られたヒジキがシャキシャキ、ときおり椎茸がにゅるり、カステラかまぼこがふわっと、人参