B級グルメ店での注文のコツと対策
特に安くなってる航空運賃や宿泊料金を見つけて海外にぶらっとB級グルメ旅行に出て最初戸惑うことは、興味があり食べてみたい料理をお目当てもしくはひょっこり見つけた際にお店や屋台でどうやって注文するのかわからん。。。混んでる時に迷惑かなと思う、ということですね。これはその国やその土地、お店のやり方によって違いますし、ネットや書物で調べてみようとしてもあまり詳しくはわかりませんよね。
そこで中華圏では大体同じパターンが見られますので、台湾を例にとって分かる範囲で今回ちょっこしご解説しようと思います。ただし何事にも例外はありますのでご注意下さいませ。
- 一番多いパターンですが、お店の壁に料理名と価格が書いてあり、食べてみたいのをお店の人もしくは作ってる人に直接口頭で注文するタイプです。これにはやや困ることが発生いたします。まず料理名が正確に発音できない、もっと以前に食べたい料理がどれだかわからん場合。「魚頭」?なにそれ?魚の頭、猫じゃああるまいし。しかもいつお金払うのかな?
- 次に多いのが、まずテーブルを確保してからテーブルの上にある注文票に食べたい料理の大盛り小盛り、数量とテーブル番号を記入してお店の人に手渡す方法。これでもどんな料理かはっきりわからんし、という問題が残ります。
- 最後は料理の写真と価格がのってるメニューがおいてある場合。これだったら問題は少ないですが、残念ながらB級グルメのお店やもしくは余程観光客目当て以外のお店には極めて少ないパターンですね。さらに料理の写真を指差してこれこれ、というのはちょっこし恥ずかしいですので何とか品名をがんばって発音してみて下さい。きちっと指差していれば速やかに正しい発音で復唱してくれます。一皿のときは一个(yige)、ふた皿だと两个(liangge)、一人前だと一份(yifen)、冷えたビール一本は一瓶冰镇的啤酒(yibing bingzhende pijiu)でいいと思います。
それではお店や屋台のパターン別に順番にコツと対策を解説いたします。
- このパターンのお店はお店のテーブルで食べる場合を内用(neiyong)といい、お持ち帰りの場合を外帯(waitai)といいます。店内で食べたい時にはやはり料理の名前くらいは事前に調べておくか、しばらく様子を見て自分が食べたい料理を注文した人を指さして同じものを頼む方法「那位点的一样」と堂々と主張します。そうするとお店の人は、この人アレだなと感づいてくれて身振り手振りでも丁寧に数量も含めてゆっくり対応してくれますね。外帯の時は作ってる人のそばでひたすら待ちます。並んでる場合は最後列にね。出来たらレジ袋にいれて渡してくれますのでその場でお金を払います。
- 実は中国料理の名前は原則的に次のルールでできあがっています。つまり「料理法+素材」で概ね想像できない事もありません。たとえば炒面は麺を炒めるので焼きそば。また「形容詞+素材」たとえば火鍋は土鍋料理ですし八宝冰は八種の具材を用いたかき氷ですね。更にもっと言えば、どうしても注文票の中身が分からないときの裏技として、基本は注文票の左上がお店のおすすめである事がほとんどです。上のカラフルな注文票で言えばその位置に「虾仁饭」とありますがこれはまさしくこのお店の売りであって、この前のグルメの愉しみに出てた料理です。さらに料理の名前の前に「招牌」(zhaopai)と付いているのがそのお店の看板料理ということになります。但し数種類の名物料理が点在している場合も多く要注意ですね。それと注文票には必ずテーブル番号をお忘れなく。でないとできあがった料理を持っておばちゃんがウロウロしますし、会計の際ややこしくなる可能性があります。幸いにもうまく食べ終わったら料理と同時に戻った先ほどの注文票を持ってレジのところで「吃好了」か「ご馳走様!」とどちらでもいいですから元気よく合計を計算してお金を払いましょう。きっとそのころにはあなたの国籍はばれている事ほぼ間違いありませんから。
- ごめんなさい、B級以外はあまり入らないのであまり経験がありませんが特に問題は無いかと思います。観光客相手のお店だとひょっとしたら日本語も少し、ということもありますね。
お金の払い方は上の2番と同じですね。
1から3番までに共通することは、日本の食堂やレストランのようにお店の人が無料でお水を持ってきてくれる事は絶対にありません。その代りペットボトル等の飲み物の持ち込みは全然問題ありませんので気にせず取り出して飲んでOKです。僕なんか缶ビールなんかもビシビシ取り出して飲んでますのでね。
また、おしぼり等も一切ありませんので(緊急トイレも含めて)つねにティッシュペーパー等は必携です。注意注意。
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