島らっきょのおいしさ(B級)



島らっきょは、沖縄県特産のらっきょのことを『島らっきょう』と呼んでいます。関西では最後の「う」は発音しませんね。またご存知のように沖縄県特産のものに対してちょっとプライドを込めて接頭辞として「島」が付きます。例えば「島野菜」や「島ぞうり」など様々です。しかしらっきょと言っても『らっきょの甘酢漬け』のように食べるのではありません。 沖縄では島らっきょを生のまま塩でもみ浅漬けにし、かつお節を振り掛けて食べます。関西のらっきょよりやや小振りで独特の辛みがあります。 香りは島らっきょ独特の香りがして一度食べるとクセになり僕のように軽い中毒症状を起こします。




その他土にも特徴があり石灰岩が風化して赤くなった島尻マージという土壌で栽培され排水も良く島らっきょの栽培に最適だそうです。

早速例によって自宅のB級厨房にて市場で買ってきた袋いっぱいの島らっきょの浅漬けを作ってみましたので簡単な作り方をご紹介いたします。

  1. 島らっきょの土を大きなボールに水をいっぱい入れてもみ倒すことで土を洗い流します。
  2. 細い島らっきょはそのままで、太い島らっきょは少し切れ込みを入れます。
  3. 島らっきょに粗塩(適量お好みの塩加減で)を振り軽く揉み、ビニールの袋に入れて冷蔵庫で1,2日寝かせます。
  4. 寝かした島らっきょを水で洗い流しながら薄皮を丁寧に剥いてゆきます。 擦るように水洗いをすると簡単に薄皮が剥けます。
  5. そうして食べる際にネコの鰹節を少し頂いて醤油少々で出来上がり。ビール、泡盛などがあればこの世の楽園ですがもちろん炊きたての熱いご飯にも合います。



島らっきょは関西のより随分小ぶりで香りも独特、沖縄では島らっきょチャン、島らっきょの天ぷらとか色々な食べ方があるみたいですが素材の風味を活かすため僕が市場のおばあちゃんから教わったこの作り方が定番のようです。

皆様もぜひ機会があればお試し下さい。おすすめ度高いですよ。

コメント

  1. 先日、友人と年金が貰えるようになったら沖縄で田舎暮らしをしたいと盛り上がりました(*^ー^)ノ♪

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    1. 特に石垣島は年中暖かくて人情もいいし文字通り地上の楽園ですよ。

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  2. いいですね(*^ー^)ノ♪
    でも私は沖縄方面まだ行ったことないんです😅

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