サンゴの白化とは

沖縄県の石垣島近海には国内最大のサンゴ礁「石西礁湖」があります。僕が毎回ダイビングに利用させてもらうのはその近くの比較的浅い海域ですがそれでも石垣港からは船で飛ばしても一時間程度かかります。


白化したサンゴ

そしてここ5,6年感じることのひとつにいわゆるサンゴの白化があります。。サンゴ自体は動物なのでもちろん光合成はしませんが、褐虫藻と呼ばれる藻類を体の中に取り込み、その光合成でできる栄養分によって生きています。サンゴの白化は何らかのストレスにより褐虫藻の光合成系が傷つき、サンゴが褐虫藻を放出することにより起こります。藻を吐き出したサンゴはその骨格が透けて見えることから白化が起こります。
白化したサンゴは当面は生きてはいますが、再び藻を取り込むことができなければやがて死に至ります。浅い海域でも潜って見るとサンゴの周りには様々な魚をはじめ多種多様の生物がすみかや産卵場所を提供しいわば「命のゆりかご」状態です。サンゴが無くなると、海の生き物のうち、4分の1の種類が生きていけなくなるといわれています。

サンゴの白化の原因のひとつに海水温の上昇が挙げられます。しかしちょっと調べて見ればすぐにわかりますがここ近100年間の海水温は確かに世界平均で0.5°C、さらに沖縄周辺では0.7から1.1°C上昇しています(気象庁)がひょっとしてIPCCが唱える地球温暖化の理屈と同じで、45億年の地球の歴史の中で、わずか数百年の地球環境の変化は株価チャートでいうと週足や日足でものをみているだけで、年足や五年足で見るとまるで様子が違うのとよく似ているのではないでしょうか。

株価チャートでいうところの日足のグラフ
株価チャートでいうところの年足チャート

しかも例えば、逆に太陽の活動の周期や黒点数の変化などによって地球の平均気温が上昇すると海水に溶けている炭酸ガスが気化しその空気中の濃度は上昇することは容易に説明がつきますね。したがって何が言いたいかいうと話が逆で炭酸ガスの濃度が上がることが地球の温暖化の原因のひとつなのでしょうか、また地球スケールで見たときに果たして本当に一方的に温暖化の方向に向かっているといって正しいのでしょうか。

そしてもっと言えば先進国の間で、我が国だけがひとり炭酸ガスの排出を抑え込まれると政治的にも経済的にもどのようなことが起こるのか。ややこしオヤジはへそ曲がりのため人のいう事よりも自分の耳、目、足、そして頭をまだ信用しています。困ったものですね、これは孫に嫌われるかも知れません。



コメント

このブログの人気の投稿

夕食後の妻との会話

台湾淡水の有名海鮮料理店「海風餐廳」

料理評論家って?