居酒屋でふと考えた事

石垣の地元の人でもなかなか予約が取れないお店に開店と同時に1時時間限定、ラストオーダー30分前という厳しい制約付きでどうにか入れていただきました。

刺し身盛り1500円
ちょっとこれ主体はトロですが、人気の訳がわかります。ここのお店は自社で船を持っているらしくとにかく新鮮で格別です。しかも思い切り味わってくださいとばかりに自信をもってこのボリュームで1500円、ベンゼンとか土対法とか言ってるところでは数千円は言ってくるでしょうね。しかも冷凍品を。(採った時点で冷凍せざるを得ませんね、だから彼らは鮪をさばくと言わず切るといいます。)

鮪盛り980円
次に、鮪盛りとは言いますが内容は中トロ2貫、大トロ2貫、トロ鉄火のおまけ付きで980円とはこの世界は一体どうなってる、と言いたいほどまた本物のトロの旨さを教えてもらったという感じですね。大トロなんかは箸で持つのに苦労するぐらい蕩けていました。

島野菜の天ぷら

この島野菜の事をうちな~ん口で何というか忘れましたが、肴とピッタリの相性で泡盛もすすみます。優しそうで回転の早そうなお姉さまのおすすめでした。

さて機嫌よく味わっていると、どうもベンゼン〜土対法方面からお越しのカップルの会話が聞こえて来ます。ひとことで言うとあちらの方面の人たちは何かの原因で男の女性化、女の男子化が進行しているのではないかとその言葉使いから思ってしまいました。

女 「私、これ食いたい」
男 「今日は僕おいしいお酒飲を飲もうかしか?」
女 「やっぱ、これウマイ!」

これ何だか、日本語の発祥地の関西人から見て可笑しくないですかね。どうせメディアの世界に毒されているのかも知れませんが、まあ関西ではこんなパターンはまず聞きませんね。さらにけったいな語尾上げ言葉とか。
実は単なる性差別で言っているのではなく、この可笑しさが関西語を標準語にすべきだという根拠が僕にはあります。例えば源氏物語や枕草子、もっと言えば日本書紀や古事記は関西言葉で書かれています。
「はるはあけぼのようようしろうなりたる。。。。」をいわゆる標準語で読むのははっきり言って間違いです。

そして一般論ですが関西の男性は女性を弱いもの、守らなければならなもの、としてぐいぐい引っ張って行くところがあります。つまり何より大切な子孫を産んでくれるのは女性です。男性がいくら頑張ってもこれは叶いません。しかし言葉は内面を映し出しますので正しい言葉を使う癖を放棄してしまうとこの女性を敬うこの国古来の文化はやがてなくなってしまいませんか。

「男性の女性化といったら変ですが、正確には軟弱化」
ひょっとしたら、安全保障の放置、政治の停滞(そういう意味でも篭池某などは関西の恥で申し訳ない!こういう人間を関西では輩(ヤカラ)と言います)などの根本原因のひとつがそこにあるのかも知れません。まずは普段使う言葉から変えてゆかねばなりません。

最後に上のカップルの会話を本来標準語とすべき関西風に直しておきます。

女 「わたし、これたべたい!」
男 「今日は僕、旨い酒のむで」
女 「やっぱり、これおいしいわあ」

女性が甘えてくるのが可憐でいい感じが出てますね。この前ワシントンでやってたウーマンズマーチなどはどうせリベラルで我が国の美しい伝統とは違いますしはっきり言えば間違っています。マドンナのスピーチなどは噴飯物でした。

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