これはどうなんだか??

中国版ツイッターと言われている微博(ウェイボ)への蓮舫さんの書き込みを見つけました。
勿論ウエブ上のものなので、ご本人が書いたのかどうかは定かではありません。僕の見解では中国語を使える人物が書き込んだにしては使われている単語、語の並びがそれらしくないように見えますし、中国日報とかいう新聞の電子版はご存知の方はほとんどいないかと思われます。しかも確か英語版しかなかったのでは。。。

彼女の書き込みは、



このような文章ですが、僕が意訳すると、
「今日の中国日報を見ましたが私も安倍晋三首相の考えが全然解りません。彼の姿勢は日本人全体の意見を代表してませんね。私たちは平和を追求しなきゃなんないのに。」

その中で中国語では特にある意味を込める意図がある時以外「思想」より「想法(xiangfa)」というほうが普通ですね。
また、「日本人的意見」は文法的には前の「是」とセットになって文の最後に「的」をつけるのが自然だと思います。
さらに「追求」もほとんど日本語のノリであり流れから行くと中国語ではこの場合「堅持(jianchi)」を使う事が多いと思います。

僕も中国語を母国語あるいは公用語とする友人たちとしょっちゅうSNS等でやりとりしますけど、このような日本人でも解る幼稚な文章は見たことがありませんね。




上の写真は、おそらく中国日報なる新聞なのでしょうが、残念ながら英文の読み取りは出来ませんでした。

今彼女は、二重国籍問題で特にネット上でひょっとしたら人権問題になりそうなほどバッシングされていますが、日本以外の先進国では二重国籍はさほど問題になっていないどころか、例えば現在では日本人の父親とアメリカ人の母親(その逆でも)からアメリカで生まれた子供はその時点で自動的に二重国籍になります。したがってその子供はパスポートを2種類所持出来ますし、アメリカの役所は日本国籍を捨てないとアメリカ国籍をあげないとはけっして言いません。その事情は中華民国でも同じです。
逆に日本では外国籍を選択すれば自動的に日本国籍は喪失し、かつ帰化する以外日本国籍には永遠に戻れません。

しかしここで二重国籍であっても、日本の国内法には議員になる事や首相になることを禁じる条文は存在しません。従って仮に蓮舫さんが二重国籍であったとしても日本は法治国家ですから現在の彼女の立ち位置には何ら問題がないことになりますね。


蓮舫さんが口先だけでなく本当の意味でこの国を愛し、日本の国益のために地位も名誉も金銭も命さえも捨てて政治家として頑張ってくれるなら沖縄のなんとか知事や親中一本槍のなんとか幹事長よりはずっとマシであって、それはそれでいいような気がしますけどね。

やはりここで例の「二重じゃあだめなんですか?」とガツンといってやれ!

コメント

このブログの人気の投稿

台湾淡水の有名海鮮料理店「海風餐廳」

夕食後の妻との会話

料理評論家って?