brexitの問題
日米を含めマーケットは英国のEU 離脱というシナリオを全く織り込んでなかったものだから、日本は朝から株価も為替もみっともないほどの乱高下を演じた後墜落しましたね。マスコミが好きな言葉で言うと16年ぶりの墜落度だそうですよ。
しかし考えてみればイギリスへの移民の問題等は僕らがどうにかできる話でもないし、ましてや過去の国イギリスの経済など僕らの手の届く範囲の話でもないですね。はっきり言ってどうでもいい話です。(そういえばエリザベス女王は現政権を怒ってましたね)
なのに彼らの選んだ将来のイギリス像が、為替の大きな変動によって一生懸命働いて稼いだ利益がいっきに吹っ飛んでしまう企業があったり、油まみれでコツコツ頑張ってきた中小企業が倒産に追い込まれたり、また日本の株式によって一部運営している年金等が大きく毀損したり、なんだかおかしくありませんか?
過去にも同じようなことがあり、2008年にリーマン何だとかサブプライム何だとかと言って、著しく信用のない人たちにやれ車だやれ立派な住宅だとたくさん貸し付けて、またはそれを債権化して一儲けを考えた極端に言えば博打打ちのような人たちが穴を開けた損失のために、日本で生き残るべき企業がなくなったり逆に退場しなければならない企業が生き残ったり、いったいグローバル経済とはどういったものでしょうか?
自称経済評論家たちや経済学者たちの言う事だけでなくそもそも経済学とは人を幸福にするのか不幸にする学問かどちらに近いのでしょうか。
もうそろそろ為替の変動で大きく影響を受ける経済から脱却しなければ自分に全く責が無い事で環境が大きく変化し、辛い思いをしたり、大切な一生が台無しになってしまう事が何度も繰り返されるのではないでしょうか?
コメント
コメントを投稿