米新政権と今後の日経平均(B級な読み)


ソフトバンクの株価が最近堅調な動きをしています。市場関係者によるとトランプ関連銘柄だという事です。そういえば安倍首相がトランプタワーでいち早くトランプさんと会見する前だか後だか忘れましたがカメラの前にちょろちょろと孫さんが出てきていたのを思い出します。

一方Googleと言う会社があります。お世話になっている方がほとんどだと思いますが、Googleのアプリは常に日々進化していて本当に感心いたします。なんだか人類にちょっとでも貢献したいと言うある種の夢のようなものさえ経営者には感じます。それに比べてソフトバンクと言う会社は一体何のために存在するのでしょうか。経営者は若い人を低賃金長時間労働でこき使い、一方顧客に対しては中学生からも月に一万円近くを巻き上げ、青少年犯罪に繋がる対策の甘い根本的に欠陥のあるアプリを放置しておきながら本人は一生使い切れないほどお金を貯めて一体何のための会社なのだろうと常々思ってます。Googleと比較するとき経営者の人生観というか平たくいうと心がけが天と地ほど違う実像が見えてきそうな気がいたします。

その中で、日々ツイッターを通じてトランプさんの手打ちはスパイサー報道官もフラフラになるほどすさまじい程のスピードをもって、選挙キャンペーン中に公約した内容に向かって進み議会の承認の必要がない大統領令(Executive Order)を連発し市場はひょっとしたら、ほんとに数年間に一兆ドルを超える財政出動によってアメリカの景気は一層強くなるのではと、いよいよダウは史上初二万ドルを終値でも突破しました。
米国ではいわゆる新自由主義に代表される財政規律派が一時、「財政の壁」とかいって騒いでいたのはあれは、当時のオバマさんの足を引っ張るだけの目的だったとさえ思います。今度はあまり指摘する人は少ないようですが、大統領と議会のねじれがありませんし「忘れられた人」( The forgotten men and women of our country will be forgotten no longer.)をもう一度輝かせうるというトランプさんの政策が何の事はない、選挙人制度に問題があるとしても、市場を含めた国民から支持されるという形をとって米国の景気上昇がGoogleやf/bなどが起爆剤となって流通業、インフラ関連から巨大な軍需産業に至るまで一気に加速するのではないかと思います。
日経プラス10より

そうなるとFRBの出口戦略の模索によって長期金利が上昇し、有力投資家によれば米国の長期金利が2.6%を超えてくると一気にドル高・円安に向かうとの見方がありますし僕も実はそう考えています。
おそらく予想できるスピードよりはかなり早く、今年の半ばから後半にかけて大幅に円安に振れる可能性があるのではないかと思います。そして日本の景気は米国に引っ張られる形で早晩日経平均も米中有事等のような極端な事がない限り二万円を一割程度上回ってくると予想いたしますが、さていかがでしょうか?
ただし投資はあくまで自己責任でお願いします。間違っても消費生活センター等にクレームを持ち込まないようにお願いします。

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