珍しくB級じゃなくって



台北の中心部からMRTと呼ばれる都市交通で一時間弱で台湾のベニスと言われる淡水に着きます。バスやタクシーを利用することなく移動もできるし、恋人たちのロマンチックな風景やグルメスポットも満載の魅力の街です。


海風餐廳にて


上はカニと大量のタマネギとちょっとの卵で炒めてあるんですが、カニの超絶濃厚エキスとタマネギの甘みが絡み合ってもう別次元の美味を醸し出してるのです。これは今まで出会ったことのない味。これ食べに淡水まで来ても全く後悔ないレベルですね。50年の当店の看板メニュだそうです。難点と言えば花ガニを一匹豪快にぶつ切りしてありますのでどうしても最終的には素手で身を穿るといことになりますので、要はベタベタになりますが。でもそんなことを言ってはいられませんね。充実の逸品



ちょっと小ぶりですがカラス貝ではなくって実はアワビです。ニンニク味が効いた中華ソースが何ともいえずビールと合いますね。身自体はやはり海の香りがしてこれまた今まで経験のない美味でありました。ちょっと高かったけどせっかく有名店に潜り込めたので頼んでみて正解でした。マンゴーもそうですが日本で食べる値段の数十分の一の値段で済むのが有り難いですね。



淡水河の散歩道

恋人たちが歩くコースは淡水沿いにそうだなあ、2キロ位あります。途中で喧嘩になっても戻って来るまでには仲直りが十分できる距離ですな。MRT淡水の駅からこのコースに沿ってのんびり歩いてゆくと行き着く先は、「紅毛城」という1628年にスペイン人に建設されたお城が一番の観光地となります。その周辺にも多くの洋館がありますがお天気のいい日には洋館散策も楽しいものです。なんだか神戸の異人館に来たような錯覚に陥りそうです。


紅毛城

ここまで来ると、食事を含めてほぼ半日がかりとなりますが港町の開放的な雰囲気とおいしい海鮮料理それに老街の情緒が楽しめてしかも始発駅ですから台北中心地まで座って帰れます。おすすめです。

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