現代版黄巾の乱


以前のブログでマクロン大統領とフランスの社会主義的風潮を批判した上で、フランス国民の民度の低さを指摘しようとしましたが、今日産経新聞電子版のコラムで黄色いベスト運動を取材した記事の中で次のような表現を見つけました。以下引用します。

”司会者が「何でも話してください」と言うと、早速、「金持ちの課税逃れがひどい」という発言が出た。この後は堰(せき)を切ったように、「政策は国民投票で決めろ」「年寄りにデジタル化を押しつけるな」などの訴えが続く。黄色いベストを着た女性が顔を真っ赤にして、「月1200ユーロ(約15万円)の年金は、3分の1が家賃に消える。生活は限界だよ」と政府を罵倒し、拍手を浴びた。”

黄色いベスト運動


金持ちの課税逃れは別にしても、国民投票?これのせいで英国では大変な政治的・経済的停滞と将来の不安が国民の間で増えてきてますね。(一昨年BREXITでFXに賭け一晩で数百万の損失を出しましたが)国民投票を面白半分でやっているとまでは言いませんが、全然不勉強な国民がどうしても発生するを避けられないから代議士を選んでいるのではないですか。そしてその結果は国の分断と、不毛な政治的・経済的空白。

沖縄の県民投票も、これまた同じで、何の法的拘束力もない事に多額の費用を使い(多分私達みんなで負担している振興財源を湯水の如く垂れ流して)、どうしても不勉強な県民が意図を持ったオールドメディアに煽られて結果は沖縄県の分断が目に見えていますね。中には琉球独立などと囃し立てるとんでも文化人などや、プロ市民による反基地運動などで安全保障の面だけでなく沖縄で暮らす一般の方々の生活はどうなってゆくのでしょうか?
沖縄をぶらりと旅行してみますと、米空軍がある嘉手納基地は那覇からバスで小一時間ですが、昔はゴザといった沖縄市はその商店街がまさしくシャッター通りとなり街そのものが寂れ放題といった感想を持ちます。更に小一時間バスに揺られると米海兵隊移転予定地の辺野古のある名護市に着きますが、これまた大変失礼ですが時代から取り残されたような街がそこにはあります。それが現実です。



年寄りにデジタル化などに至っては、ほんとにレベルの低い方々ですねとしか言いようがありません。昔はデジタル・デバイド、今は情弱(情報弱者)等と表現されていますが、テレビや新聞しか見ていないと大変な事になりますよ、とそのお年寄りたちに言ってあげたいですね。
街のショッピングセンターなどで、パソコン教室とかタブレットやスマホ教室等やってましたが、win10を数時間操作してみると何も説明がなくとも自然と使えるようになることがわかるほどOSそのものが進化していますし、いわんや新しいiPhoneを開封すると取扱説明書が一枚のカードだったりしますね。

最後の月1200ユーロの年金がどうのこうの、それって国家のせいですか?
あなたが若い頃サボっていたから、とは言いませんが、大半はご自分のせいではありませんか?このようなことを人前で発言して恥ずかしくないほどフランス人って民度が低いとしかいいようがありません。
ご自分の事はさておき、気に入らないから政府を罵倒し代案もなくただ反対するだけ、挙句の果てにテロリストのような連中と一緒になって街を破壊して商店を略奪するのは仕方のない事ですか?フランス革命の時代からほとんど頭が進歩してないと思われます。

最後にこのコラムの著者は次のように結んでいます。以下引用。

”マクロン氏は先週、仏メディアの記者を集めて、「国民投票も検討中だ」と述べた。さらにポピュリズムに扉を開けば、その先には大きな陥穽(かんせい)が待っている。”

なるほど、さもありなん。

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