寒い日はやっぱりおでんで一杯(B級)
よし、今夜はおでんだ!と決心した時は午前中からその準備に取り掛からねばなりません。 その一番の理由は、おでんのスープがどこまでも澄み切っていて且つ味がなんとも日本を代表するような、そのままお澄ましにしても京料理ののような感じがして、たとえそのまま熱いご飯の上にぶっかけても三杯くらいご飯が食べれるくらいのレベルに仕上げなければならないからです。 さて、では厚めの大鍋に水1600ccに対し日高昆布の5センチくらいのやつを3,4枚放り込んで、2,3時間寝かせて置くことからはじまります。 その間に、メークイン(男爵でも美味しいですが、やはり崩れてきてスープに濁りがでる事があるので、煮込みに強いメークインを使います)の皮を剥き、大根をやや大きめに切って、十字の切れ目を入れておきます。 また、すじ肉やこんにゃく、練り物を湯通しして余分な脂分を除いておきます。ここまで準備ができれば、煮込みにはいります。 出汁は日高昆布のスープに対し、顆粒のだしの素大3、薄口醤油大3、料理酒大3、みりん小3、塩小1をよく混ぜて火にかけます。 アク取りをしながら、沸騰する前に昆布を取り出します。 次に角を丸めた大根、すじ肉、ゆで卵、十字に切れ目を入れたこんにゃくの順に大鍋に投入し10分程度煮込みます。 メークイン、結びコブ、厚揚げを投入し、更に弱火で20分程度煮込みます。 最後にちくわ、平天、ハンペンなどの練り物を加え、更に沸騰させない程度の弱火で20分程度丁寧に煮込みます。 規定時間の煮込みが終わると、火を止め自然に冷めさせますがこの時に出汁が染み込みますので、最低でも2,3時間は放置しましょう。 食べる時に土鍋に移し、カセットコンロなどで温めながら具を一品一品取り出して温かさを楽しみながら辛子をつけていただきます。柚子胡椒でもおいしいですよ。 ウチはふたり暮らしなので、到底一晩では食べきれませんので、翌日のお弁当は保温の効くランチジャーにスープもいれておでん弁当となりますそして最後に余ったスープに煮込んだうどんなどを入れて、2,3日は最後まで楽しめますね。